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紙針・回転・ガイド付き 個性派ホチキスを一気に紹介

納富廉邦のステーショナリー進化形/ホチキス最前線(下)

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NIKKEI STYLE

一見昔と変わっていないように見えるホチキスが進化していることを知っているだろうか。前編「軽とじ・フラット仕様 いつのまに進化、最新ホチキス」では、日常使いのホチキスを代表する3製品を、詳しく紹介した。後編では、据え置き型や針なしホチキス、特殊な用途や機能を持つホチキスを紹介する。

Vaimo80/80枚とじられる据え置き型

まず据え置き型だが、ここはマックスの「Vaimo80」を紹介したい。なんと、このホチキス、約80枚の紙をとじることができるのだ。

確かに、ハンディータイプで40枚とじられるのだから、据え置き型なら80枚くらいとじられたほうが、わざわざ据え置き型を買う意味もあるというものだが、それにしてもホチキスで2枚から80枚まで、同じ針で、同じ操作でとじられることには驚く。大きな据え置き型ホチキスの場合、最低枚数が30枚からなど、最初から多枚数を対象にしているものが多いのだが、それでは数枚をとじる機会が多い家庭で使うのは難しいだろう。このVaimo80は家庭でも使える据え置き型として作られているのだ。

ハリナックス/普通に使える針なし

続いて紹介するのは針なしホチキス。この分野ではコクヨの「ハリナックス」シリーズが今では、ハンディータイプの「ハリナックスハンディ」で約10枚、卓上タイプなら約12枚までとじられるようになった。このくらいの枚数がとじられれば、十分に実用的と言えるだろう。

実際、プレスリリースなどをハリナックスでとじている企業も増えてきた。スキャンしたらそのままシュレッダーにかけられるなど、金属の針なしでとじられる利便性がビジネスの現場でも重宝されている。

とじる力が強いモデルは、5枚程度をとじたときに、従来の製品よりも外れにくく、しっかりとじられるという利点もある。物珍しさと、食品の現場などの特定の場所で使われることでヒットした製品だが、今や普通に使える道具に進化しているのだ。

ハリナックスプレス/紙を傷つけない針なし

通常、針なしホチキスは紙に穴を開けて、その紙を使って書類をとじる。だが書類に圧力をかけながらヒダを寄せるようにして紙をとじるタイプの製品もある。その代表が、やはりコクヨの「ハリナックスプレス」だ。

従来の針なしホチキスのように書類に穴を開けることもなく、しっかりとじられて、しかもキレイに外すこともできる。とじられる枚数は最大で5枚程度と、5年前に発売されたときのままだが、それでも数枚をとじるのに、書類を破損しないというのは、針式のホチキスにもないメリット。今後の進化が待たれるジャンルだ。

P-KISS/「針を紙にする」新発想

ホチキス業界をけん引するブランドであるマックスが、針なしホチキスの分野で出した答えが「P-KISS」。針を紙で作ってしまったのだ。

紙の針を使って紙をとじるという発想は、従来の針なしホチキスとは全く違う発想のもの。公式サイトには「金属針のように、しっかりと。針なしホッチキスのように、安全に。」と書かれているが、正に、それを実現した製品なのだ。

この製品がすごいのは、基本的に従来の針を使ったホチキスと使い方が変わらないところだ。金属の針に比べれば、多少穴は大きく開くけれど、通常の針なしホチキスのように、大きな穴を開けるようなことはないし、とじた後の見た目も金属針式のものに近い。

もちろん、紙の針を装填して使うため、針がなくなれば補充は必要だが、とじた状態での信頼性は、従来の針なしタイプの比ではない。

しかも、現在では「P-KISS20」を使えば最大約20枚までとじられる。コンパクトタイプの「P-KISS10」でも10枚までとじることができる。カッターで紙に穴を開けると同時に紙の針を差し込む構造も面白く、思わず、いろいろとじてしまう楽しさもある製品だ。

ホッチくる/書類の中とじも簡単

その他、ちょっと変わった用途などで活躍する製品も紹介しておく。

マックスの「ホッチくる」は、針を打ち込む部分が回転するので、書類を中とじしたり、紙箱をとじ合わせしたり、紙筒などを止めたりすることができる。回転角度も0度、90度、270度と変えることができるので、かなり幅広い用途に対応する。針も標準的な10号針なので、普段使いのホチキスとしても使うことができる。

ピタヒット/とじ位置がそろう「奥行きナビ」

プラスの「ピタヒット」。フラットとじ機能に100発装填、約20枚までとじられて、本体が50グラムと軽量という普段使いのホチキスとして十分な機能を持っているのだけれど、もう一つ、面白い機能が搭載されている。それが「奥行きナビ」だ。

本体内にガイドが付いていて、とじたい位置に合わせておけば、紙を差し込む深さを統一できるので、とじ位置を簡単に合わせられるのだ。これは書類をとじる際にとても便利。2カ所とじる際に上下で位置が合っていると、キレイに見えるし、めくりやすい。さりげない機能だが、あるととてもうれしい機能だ。

電動フラットクリンチステープラー/電動なのに小型で安価

最後に紹介するのは、電動式のホチキス。いくつか発売されているが、ここではコンパクトで扱いやすく、とじたときの針が平らなフラットクリンチ機能も搭載しているコクヨの「電動フラットクリンチステープラー」をお薦めする。

単3乾電池4本で動くので、バッテリー切れにも対応しやすく、最大約20枚とじられて、奥行きゲージもついている。本体に替えの針が1000発(つまり替え針1箱が箱ごと)収納可能なのも便利だ。

大量に書類をとじる場合、電動は本当に助かる。そんな電動ホチキスが、この価格、このサイズを実現しているのはうれしいことなのだ。

ホチキス最前線
前編 軽とじ・フラット仕様 いつのまに進化、最新ホチキス
後編 紙針・回転・ガイド付き 個性派ホチキスを一気に紹介

納富廉邦
佐賀県出身、フリーライター。IT、伝統芸能、文房具、筆記具、革小物などの装身具、かばんや家電、飲食など、娯楽とモノを中心に執筆。「大人のカバンの中身講座」「やかんの本」など著書多数。

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