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携帯用SSDどう選ぶ 高速タイプもUSB次第で大減速

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パソコンのUSB端子に挿すだけで動作するポータブルのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)は、今注目の携帯ストレージだ。何といっても読み書きが高速で、1000メガバイト/秒を超える高速モデルもある。この1年で大幅な低価格化が進行、3000円台から入手できるようになった。

しかも最近は、小型・軽量化と大容量化が一段と進行中。ハードディスク(HDD)のような機械駆動部品がないSSDは、落としても壊れにくい。まるでUSBメモリーのような感覚で使えることから、ほかの携帯ストレージを駆逐する勢いだ。

だが、そのSSDを生かすも殺すもパソコンの端子次第という事実をご存じだろうか。例えば高速なUSB3.1(別名3.1 Gen2)に対応したSSDをパソコンのUSB3.0(別名3.1 Gen1)端子に挿すと、速度は約半分に落ちてしまう。USB2.0端子では何と30分の1以下まで急落だ。端子を考慮せずポータブルSSDに手を出すのは早計。基本知識を身に付けよう。

サンダーボルト3とNVMeは550メガの壁突破

ポータブルSSDは、製品の売り文句となるキーワードを基に「2.5型SATA」「小型SATA」「NVMe」「サンダーボルト(TB)3」の4タイプに分類すると製品を選びやすい。サイズは2.5型SATAタイプがポータブルHDDと同程度で、あとはひと回り小さい。

タイプによって読み書き速度は大きく違う。2.5型と小型のSATAは最大550メガ/秒で頭打ち。一方、NVMeとサンダーボルト3はその壁を越え、それぞれ1000メガ、3000メガに達している。速度の面ではNVMeとサンダーボルト3が圧倒的だ。とはいえ、SATA製品でも外付けHDDやUSBメモリーよりはずっと速いので、既存の携帯ストレージを置き換える価値は大いにある。

気を付けたいのは前述したようにパソコン側の端子だ。いくらNVMe製品でもUSB3.0や2.0に接続すると劇的に遅くなり、高価な高速SSDが宝の持ち腐れになってしまう。

まずはメーカーのウェブサイトにある仕様書で、パソコン側の端子を確認しよう。チェックするのはタイプCなどの端子の形状と、3.1 Gen2などのUSB規格。USB端子が複数ある機種では、それぞれについて確認する。側面のUSB端子が3.0で背面が3.1といったノートパソコンもあるので注意しよう。

パソコン側の端子が3.1だとわかれば、高速なNVMeの性能をフルに発揮できる。3.0だった場合は速度追求は諦めて、低価格なSATA製品を選ぶのが妥当だ。

次からは端子のほかに速度、大きさ、容量と価格も考慮して、ポータブルSSD選びのポイントを見ていこう。

4タイプから絞り込む

大きさは小型SATAの製品が最も小さく、冷却構造を採用するNVMeやサンダーボルト3の製品はそれよりわずかに大きい。だが、いずれもかばんやポーチに楽々と収納できる。大型のかばんに入れて持ち歩くなら、2.5型SATAの製品でもよいだろう。

容量のバリエーションは120ギガから2テラまでと幅広い。個人データのバックアップが目的なら、500ギガ前後を選びたい。価格はSATA製品なら7000円台からある。120ギガなどの小容量製品は3000円台から購入可能でUSBメモリーの代替として重宝する。一方、NVMeやサンダーボルト3の製品はかなり高額だ。

USB3.0のパソコンではSATA製品が無難だ。3.1対応の高価なSSDをつないでも速度が出ないので意味がない。また、仮にパソコンが3.1対応だったとしても、容量と価格のバランスの面でSATA製品は候補の一角になる。120ギガから2テラまでとバリエーションが多いので、初めての人はまずお試しでSATAを使ってみる手もありだろう。

パソコンがサンダーボルト3対応なら爆速SSDも視野に入る。問題は価格で、安い製品でも500ギガで3万5000円、2テラだと17万円もする。速度を徹底追求しないなら、ワンランク下のNVMe製品が無難だ。

USB3.1搭載パソコンでの本命はNVMe製品だ。速度ではサンダーボルト3に及ばないが、1000メガ超の高速製品が1万円台から手に入るのは大きな魅力。図のバッファロー製品はサイズもコンパクトだ。とはいえ、500ギガで1万7000円とやや高価なので、容量重視なら3.1接続の小型SATA製品を選ぶとよい。

[注]ここで分類したタイプ名は、製品の特徴を示すキーワードを基に編集部で付けたもの。ポータブルSSDの種類や規格を直接的に現すものではない。

[日経PC21 2020年1月号掲載記事を再構成]

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