軽とじ・フラット仕様 いつのまに進化、最新ホチキス納富廉邦のステーショナリー進化形/ホチキス最前線(上)

Vaimo11 FLAT/片手で40枚をとじる

マックス「Vaimo11 FLAT」1400円(紙箱)。工業製品としてのホチキスのお手本のような製品。本当に簡単に40枚とじられるので、初めて使うときはけっこうビックリする

長い間、ハンディータイプのホチキスは、10号針と呼ばれる針が使われてきた。ただ、10号針は針の長さの都合上、現状の32枚程度が限界で、それ以上の枚数をとじることができない。それ以上になると据え置き型の大きなホチキスに大きな針を装填してとじる必要があった。そこで10号針と線径(針の太さ)は変えずに針の足を長くした11号針を開発。片手で約40枚の紙をとじられるようにしたのが、バイモシリーズだ(写真は「Vaimo11 FLAT」)。

ホチキスで最も一般的に使われている10号針の細さはそのままに、足を長くした11号針を使うことで、2枚から40枚まで片手でとじられる(円の中の左が11号針、右が従来の10号針)。しかもフラットクリンチ

この製品は40枚を軽くとじられる上に、フラットクリンチ機構も搭載したもの。従来のホチキスに比べ、高い工作精度と耐久性が必要なバイモシリーズは、「その構造を見るだけでもモノづくりの勉強になる」とまでいわれている名作だ。

すごいのは、2枚とじるのも、40枚とじるのも同じ操作で同じようにとじられること。同じ操作なのに、針の打ち込まれ方が紙の厚みに合わせて自動的に変わるのだ。枚数の多い書類を扱うことが多い人は、買って損のない製品だろう。

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