1口1万円も 手ごろになったリゾート会員権

リビエラ逗子マリーナの会員権は1万円から購入できる
リビエラ逗子マリーナの会員権は1万円から購入できる

観光地での宿泊には温泉ホテルや観光ホテルが一般的だが、会員制リゾートホテルという選択肢もある。富裕層向けのイメージがあるが、お手ごろ価格で流通する会員制ホテルの会員権も多い。利用者が限られる安心感とサービスを受けられるのが魅力だ。

格安でホテルに宿泊

日本リゾートクラブ協会(東京・渋谷)によると、会員制リゾートホテルの運営企業は全国で50~60社、リゾート施設は200~300と言われている。

最大の売りは格安に宿泊できることで、1泊3千~8千円と手ごろな価格設定が魅力だ。年末年始などの繁忙期でも一定価格で提供する会員制リゾートホテルが多い。

会員制リゾートホテルを利用するには各企業が発行するリゾート会員権を購入する必要がある。購入するには二通りある。ひとつ目は運営企業が新規募集した会員権を購入する方法だ。新築物件なだけに、価格は1千万円超の高額になることも多い。

流通市場から購入するのがふたつ目だ。リゾート会員権の所有者が売りに出した会員権を買い取る方法だ。新規物件の会員権より低価格で購入できることが多く、専門業者が仲介する。流通市場での会員権の価格帯は格安の1万~100万円から、中堅どころの100万~300万円、高額な300万~1千万円、さらには超高級な1千万円以上と幅広い。

施設が老朽化したり、高齢の会員が手放したりするため、低価格帯の取引が目立つ。リゾート会員権仲介のe会員権(横浜市)によると「2~3年前から100万円以上だった会員権が100万円未満になってきた」と話す。

1口1万円の会員権も

1~10月の取引件数のうち100万円以下の低価格帯は全体の半数以上を占めた。「50万円程度の会員権も豊富で30歳代からの購入が増えている」(e会員権)という。