海外旅行でのクレカ払い 換算レートはいつ決まる?ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢

写真はイメージ=123RF
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年末年始に海外旅行を予定している人は多いでしょう。私自身の体験では、支払い方法の違いだけで6000円以上の差が生じたケースがあります。あらかじめ訪れる国について、有利な決済方法を調べて備えておけると安心です。

外国での利用手数料は換算レートに反映されて支払う

海外でクレジットカードを使った支払いをする際に「現地通貨」と「日本円」が選べる場合があります。以前の記事で、「現地通貨」を選ぶと有利になるケースが多いこと、クレジットカードに比べてプリペイドカードやデビットカードの手数料が高い傾向にあることなどをお伝えしました(詳しくはこのコラムの「海外でのクレカ払い、現地通貨でお得 外貨預金も活用」をご参照ください)。

カードを使った支払いで、決済金額(日本円での引き落とし額)を計算するベースになる「換算レート」は、カード会社が決めた国際ブランドが定めた基準レートに、その国際ブランドやカードの種類によって異なる事務処理手数料や外貨取引手数料(1.63%など)を加算して決まります。

例えば、国際ブランドが定めた基準レートが1ドル=100円である日に、事務処理手数料1.63%のカードを使って買い物をすると、換算レートは1ドル=101.63円となり、このレートで日本円の決済金額を計算することになります。具体的にいえば、楽天カードをVISA加盟店で使った場合は、VISAが定めた基準レートに事務処理手数料1.63%をプラスしたレートで日本円に換算されます。

決済金額、カード利用日かその数日後に確定

それでは、国際ブランドが定める基準レートはいつのレートが採用されるのでしょうか。これは、お店などから、国際ブランドの決済センターにカード利用のデータが到着したタイミングで基準レートが採用されます。お店や国によって差がありますが、利用した当日~数日中にレートが決まるケースが多いです。

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