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茶割りの組み合わせ100種類 イチ押しは茎茶×ジン

「茶割」のお薦め茶割りアルコール。左から「玄米茶×焼酎」(450円・税別)、「茎茶×ジン」(450円・税別)、「トルコ紅茶×ブランデー」(500円・税別)
「茶割」のお薦め茶割りアルコール。左から「玄米茶×焼酎」(450円・税別)、「茎茶×ジン」(450円・税別)、「トルコ紅茶×ブランデー」(500円・税別)

緑茶割り、ウーロン茶割りなど、お茶で割ったアルコールは、たいていの居酒屋でそろえている定番ドリンクだ。しかし、100種類ものお茶割りアルコールドリンクをそろえる店があるといえば、どうか。その名も「茶割(ちゃわり)」というユニークな居酒屋が今、注目を集めている。

「茶割 目黒」は、JR目黒駅から徒歩約4分、飲食ビルの地下ながら、平日の早い時間から予約で満席になるほどの人気を誇る。2016年9月に東急東横線の学芸大学駅近くでオープンし、100種類の茶割りと100種類の唐揚げで話題となった「茶割」の2号店として、19年3月にオープンした。

10種の茶葉にあわせ、湯出し、水出し、煮出しを使い分ける(写真提供:Shoki Eno)

100種類の茶割りアルコールドリンクは、茎茶、ほうじ茶、コーン茶、玄米茶、トルコ紅茶、さんぴん茶、ユズ煎茶、緑のアールグレイ、抹茶、月替わりのものという10種類のお茶と、焼酎、泡盛、ジン、ラム、ウイスキー、ブランデー、カシスリキュール、アマレット、スーズ、月替わりのアルコールという10種類の酒を自由に組み合わせて注文する仕組み。茶葉は学芸大学駅近くの今井園茶舗から仕入れており、店内で茶葉からお茶をいれ、茶葉にあわせて水出し、湯だし、煮出しといれ方も変える。価格は400円(税別)からだ。

メニュー表示もユニークだ。オーナーの多治見智高さんは「お茶への思い入れとこだわりを表すには圧倒的なインパクトが必要だと考えた結果、100という数字にたどりつきました。しかし、問題はどう100にするかです。1×100よりも10×10の方がより広がりが生まれますよね。そこで10のお茶と10の酒を自由に組み合わせて、注文するというスタイルを思いつきました。これなら、わかりやすいマトリックスで、広がりを出せるかなと。僕、好きだったんですよ、『100マス計算』(笑)」

10×10のユニークなメニュー表。茶、酒ともに1種類は月替わり

なるほど、「100マス計算」は小学生が算数の勉強で使っているもので、分かりやすい。

「茶割」では、ビール系各種(生ビール、「茶ンディガフ=ビールをベースにしたオリジナル茶割りカクテル」、「COEDO」ビール各種、ノンアルコールビール)、ハイボール、梅酒、ソフトドリンクなど、少なくない居酒屋ドリンクもそろえているが、「100マス計算」で表された100種類の茶割りアルコールドリンクのユニークさは、やはり異彩を放っている。縦軸と横軸をかけあわせる注文方法からは、お茶と酒の組み合わせが複雑な味の変化を予感させるからだ。

多治見さんに100種類の中からお薦めを聞くと、メニュー表を眺めながら教えてくれた。「焼酎はなんにでも合いますが、まずお薦めしたいのが『玄米茶×焼酎』ですね。玄米入り緑茶を使いますが、お茶の甘みと華やかな香り、香ばしさも楽しめます」。

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