田舎暮らしは心も体も変わる 高木美保さんの移住体験日経ウェルエイジングフォーラム(下)

田舎暮らしについて語るタレントの高木美保さん
田舎暮らしについて語るタレントの高木美保さん

人生100年時代を前向きに生きる、をテーマにした「日経ウェルエイジングフォーラム」が10月に開かれた。漫画家の弘兼憲史さんのトークショー(人生「とにかくプラス思考」 島耕作生んだ弘兼憲史氏)に続き、タレントの高木美保さんが「自分らしい田舎暮らしセミナー」と題して豊かな地方暮らしのヒントとなる生き方を語った。

あえてその土地の「嫌なところ」を見る

高木さんは20年以上前に、栃木県那須高原に移住して生活している。日経BP総研上席研究員の品田英雄さんが司会に入り、トークショー形式で1時間話した。

品田さんが「そもそも那須高原に行こうとしたきっかけは」と尋ねると、高木さんは「生まれは東京ですが、祖母が田舎に住んでいて畑で野菜を採ったりした経験があって、いつかチャンスがあればと考えていました」と答えた。移住先の選び方について聞かれると、「北海道から九州、沖縄まで実際に色々行ってみました。旅行や遊びに行くのと、そこで暮らすのは違います。快適な季節だけでなく、真夏の高温や真冬の雪が積もるときなどの自然環境も含めて、そこでサバイバルできるか、生きていけるかどうかを見極めるのが大切です」と、入念な事前の研究や下調べが大切だと説明した。

特に「あえてその土地の嫌なところを見てください。家を持つつもりなら、その土地の気候を詳しく調べて、風が強いなら建築会社を訪ねてアイデアを聞く、といった努力が必要です」と具体的な提案をした。

品田さんが「実際に引っ越してみて、生活や気持ちの変化はありましたか」と聞くと、高木さんは「まわりに自然があると、人間ってこんなに気分が変わるのか、と思いました。まず時計を外しました」と、気持ちのあり方に大きな変化が起きた経験を語った。健康面については「千葉に住んでいた両親も移ってきたのですが、当初太っていた2人が10年たった今は本当に健康になりました。野菜をいっぱい食べるようになったのも大きいと思います」と述べた。

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