データ本位時代到来 その経済潮流を読む(平山賢一)東京海上アセットマネジメント執行役員運用本部長

写真はイメージ=123RF
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米連邦準備理事会(FRB)は短期国債に限定しているとはいえ、バランスシートの拡大を2019年10月から再開しています。不安定な短期金融市場に配慮しての決定ですが、3回連続で利下げしており今後も金融市場のカネ余り状態が続く気配が濃厚です。一時的に混乱が生じる局面はあったとしても、長期的には「カネの希少性が低下し、データの希少性が高まる」構図は続くことになるでしょう。

今回はヒト、モノ、カネ、そしてデータという4つの要素から、現在進行している経済の潮流を整理してみましょう。プロの投資家は常日ごろ、頭の体操をしながらビッグピクチャーを描く訓練をします。その通りになるか否かはともかく、個人投資家も株価の上下動に一喜一憂するだけでなく、大きな方向性を定めることは、ぶれない方針を決めるために有効です。

少し見にくいですが私の頭の中にあるのは下のようなイメージ図です。

近づくキャッシュレス社会
ビジネスパーソンの住まいと暮らし