老後まで長い時間が味方 早く始める「積み立て人生」積立王子のヤング投資入門(29)

日本は本格的な高齢社会を迎えました。政府は公的年金受給者数を抑制しつつ、労働生産人口を増やしていく方策にカジを切りました。すなわち70歳、さらにそれを超えても働き続ける社会を当たり前にしよう、という政策です。これについては、前回の「老後までの半世紀超 長くなる若者の人生ゲーム」で詳しく解説しました。

これからの高齢者は「75歳以上」

これまでは少子高齢化の下、高齢者がひたすら増え続ける一方で、支え手たる現役世代が減り続けることに対する悲観一色の議論でした。それが高齢者を「75歳以上」と再定義することによって、それ未満の人たちが支え手側の現役世代となる、新たな社会通念の時代が幕を開けるわけです。

そうした新常識に立脚した「人生100年時代」に主役になるのがヤングの皆さんです。

必要な生涯現役、生涯研さんの心構え

学校を卒業して社会に出た後、ざっと50年は現役時代として生き抜いていく前提で人生プランを考えていく必要があります。まず欠かせないのが長くなる現役時代を支える元気な体の維持です。ヤング時代から健康に配慮した生活習慣が必要です。そして50年間という長期間第一線で仕事を続けるためのビジネス能力の研さんも「人生100年時代」の重要なテーマとなるに違いありません。