待望の電機株上昇 持続性どうみる?(苦瓜達郎)三井住友DSアセットマネジメントシニア・ファンドマネージャー

写真はイメージ=PIXTA
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9月から10月にかけ、大きく売り込まれていた製造業関連の割安株が急激に反騰しました。私は昨年から一貫して業種間の株価格差に注目し、製造業関連の割安株の組み入れを進めてきたので、「ようやく報われた」と胸をなで下ろしています。

半導体関連がけん引した上昇

製造業の中でも今回の上昇の主役は電機、特に半導体関連の各社でした。移動体通信における次世代通信規格「5G」の開始やデータセンター投資の再加速などを背景に、業界に明るさが見えてきたことが要因です。一方、明るさの見えない自動車関連株は総じて依然低迷しています。

問題はここから電機株の上昇に乗るべきか、という大きな投資戦略の論点です。それに対する私の意見はどちらかというと否定的なものです。

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