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スマホでも豊かな臨場感 個性派Bluetoothスピーカー

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NIKKEI STYLE

スマホで音楽を楽しむ人が増える中、ワイヤレスイヤホンだけでなく「Bluetoothスピーカー」も堅調に市場を拡大している。自宅で手軽に音楽を聴くのに重宝している人も多いはずだ。Bluetoothの仕様を策定する業界団体「Bluetooth SIG(Special Interest Group)」によれば、2023年には9割のスピーカーにBluetoothが搭載されるという。

ただ、Bluetoothスピーカーというと、防水といった付加機能を搭載するモデルや1万円以下で買える小型モデルを思い浮かべる人も多いはず。だが、最近は本格的なサウンドを楽しめる高音質モデルも登場している。クラシックやジャズをじっくり聴きたい人、タブレットで映画を見るときに迫力のサウンドを楽しみたいという人も満足でき、さらに個性的な機能も備えたハイエンドBluetoothスピーカー3機種を、オーディオライターの山本敦氏が解説する。

◇  ◇  ◇

スマートフォンやポータブルオーディオプレーヤーにペアリングしてワイヤレスで音楽再生が楽しめるBluetoothスピーカーに、3万~4万円台の高性能製品が充実してきた。音楽再生はもっぱら、スマホにワイヤレス対応のイヤホン・ヘッドホンをペアリングして聴いているというポータブル派の音楽ファンにもぜひ、高音質であり、かつ多彩な機能を備えるプレミアムクラスのスピーカーを手に入れてほしい。今回セレクトした3つのモデルなら、「いい音」を全身で浴びながら体で感じる本格的なオーディオ再生の醍醐味を味わえるだろう。

ソニー/ハイレゾ音源再生も

最初に紹介する製品はソニーの「LSPX-S2」。見た目にはLEDランプのように見えるかもしれないが、筒のような形をした有機ガラス管の部分を振動させて音を鳴らす、ソニーの独自技術「アドバンスド バーティカル ドライブ」を搭載する「グラスサウンドスピーカー」だ。

LSPX-S2はBluetoothだけでなくWi-Fi接続にも対応しており、スマホアプリ「Music Center」に保存した音楽ファイルをWi-Fi経由でLSPX-S2に飛ばして聴ける。Wi-Fi接続の場合は無線で高音質なハイレゾ音源の再生も楽しめるのだ。

実際に聴いてみると、小柄な本体ながらもパワフルで音の解像度が高く、特にクリアな中低音と、重心が低くパンチの効いた低音再生が魅力的だった。各帯域の音がスムーズに気持ちよくつながる。

LEDランプの明るさは32段階から選ぶことができるので、さまざまな場面で照明器具として使用可能。部屋を少し暗くして、光をゆらめかせてロウソクで照らしているような雰囲気を楽しめる「キャンドルライトモード」を選べば、ぜいたくな雰囲気の中で音楽を楽しむ時間が過ごせるだろう。

ボーズ/360度に広がる豊かな音

続いて紹介する製品は、ボーズの「Portable Home Speaker」。Googleアシスタント、またはAmazon AlexaのどちらかをメインのAI(人工知能)アシスタントに選択できるスマートスピーカーだ。

防滴仕様の本体にバッテリーを内蔵するため、アウトドアにも持ち出して使うこともできる。自宅のベランダや庭、さらには友だちと一緒に出かけた旅行先、バーベキューにキャンプといったアウトドアレジャーを楽しむフィールドにまで、音楽を楽しむシーンを広げることができる。

水筒のような縦型デザインは、本機1台で360度に広がる豊かな音の臨場感を実現するため。瞬発力に富んだタイトな低音再生を特徴としている。小音量でも芯の通った聴きやすい音が鳴らせるので、夜中の音楽リスニングにも重宝するだろう。

ヴェクロス/立体的なリスニング感

最後に紹介する製品は、ヴェクロスの「SPW-500WP」。同社は、サーモスの魔法びんに使われている真空技術をオーディオに展開して、ユニークなスピーカーやイヤホン、ヘッドホンを開発している。SPW-500WPもその一台。円筒形のスピーカーを横一文字に寝かせたようなデザインがとても印象的だ。

「スモールシアター」をテーマに掲げる本機は、iPadなどのタブレット端末やノートPCとペアリングして使う場面を想定して、本体の前面にディスプレーを置いても、両サイドから音を回り込ませて豊かな包囲感あふれるサウンドを楽しませてくれる。この独特のリスニング感は、スウェーデンのディラックリサーチ社が開発した立体音響技術により実現した。

真空技術を採用したスピーカーユニットも、伸びやかに広がる豊かな音場感を作り出す立役者だ。パイオニアのデジタル信号処理技術「BEAT BLASTER」を搭載し、機能をオンにすると低音再生が厚みを増す。実際に使用してみると、音楽はもちろん、映画鑑賞にも向いていると感じた。

◇  ◇  ◇

今回紹介したようなハイエンドクラスのBluetoothスピーカーは、入門クラスの製品と違って、音を聴けばそれぞれの魅力と個性が明快に伝わってくる。自分の好みに合う音をぜひ見つけてほしい。

山本敦
 フリーランスライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経て独立。AI・IoTに関わるスマートオーディオ、4KにVODまで幅広いカテゴリーに精通する。堪能な英語と仏語を活かし、国内から海外のイベント取材、開発者へのインタビューを数多くこなす。

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