【写真はこちら】ニコンAPS-Cミラーレスで撮ってみた

2019/11/18
ニコン初のAPS-Cミラーレス一眼、「Z 50」。価格はニコンのオンラインショップでボディーのみ税込み11万9900円。ダブルズームキットは税込み16万9840円
ニコン初のAPS-Cミラーレス一眼、「Z 50」。価格はニコンのオンラインショップでボディーのみ税込み11万9900円。ダブルズームキットは税込み16万9840円

フルサイズミラーレス一眼「Z 6」、「Z 7」が評判のニコンから、APS-Cフォーマットのミラーレス一眼としては初めての製品「Z 50」が登場する。とても軽くてコンパクトなボディーは手のひらに載ってしまうほど。それでいて性能はフルサイズ譲りで申し分ないのだ。

作例を紹介する。

ニコン Z 50は大変コンパクト。ダブルズームキットでもかさばらないので旅行に持って行くのに最適。オートフォーカスも高速で狙ったところに瞬時にピントが合う
NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VRで走行中の都電を連写した。AF/AE追従で最大秒11コマという高速で撮影が可能。この精度と速度はまるで上位機種で撮っている気にさせてくれる
被写体のイメージを美しく表現できる「Creative Picture Control」を搭載。20種類もの仕上がり設定で自分に合った写真表現が可能。このカットはカーボンを使用した
ニコン Z 50 はAPS-Cフォーマット機ながら高感度の描写もなかなかだ。このカットはISO4000だが、都会の夜を雰囲気よく撮影できた。路面のディテールや遠くに見えるビルもしっかりと捉えられた
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRを装着したニコン Z 50はとてもコンパクトで、電源スイッチと沈胴式のレンズをねじるだけですぐ撮影態勢に入れる。旅の途中で見かけたこんなシーンも瞬時に撮ることが可能。クイックなレスポンスは気持ちいい
2本のダブルズームがあればほとんどの被写体をカバーできる。観光名所にあった鈴にググッと寄って撮ったが、そのディテールと立体感は見事。より写真を究める気になったら「NIKKOR Z」の単焦点レンズを使ってみるといいだろう
ニコン Z 50はそのサイズと価格から入門機と思われがちだが、実は初心者から中級者まで広くカバーできるスペックになっている。2088万画素の写りも高精細で色合いも自然で多くの人たちに受け入れられるだろう。空の色合いと壁の質感がリアルだ。ニコンZマウントの優位性を感じる
センサー縦横約90%をカバーする209点の像面位相差AFは、ブラブラと街歩き中でもシャッターチャンスを逃さない。視線を感じた先を振り向くとネコが見つめていた。「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は網戸越しのその瞳を正確に捉えた
望遠ズームレンズ「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」も沈胴式で携行は楽チンだ。高圧線のメンテナンスをする職人をテレ端250mmで追ったが、そのプロフェッショナルな表情と作業の様子を克明に解像。レンズとセンサーの性能に驚かされた
ニコン Z 50は電子ビューファインダー(EVF)も見やすく、グリップも大型で握りやすい。縦位置で望遠ズームレンズを使ってもしっかりとホールドできる。センサーなどのスペックも素晴らしいが、写真を撮る道具としての基本設計がキチンとしているので使っていて気持ちいいカメラだと感じた。初めてのミラーレス一眼カメラとして、またフルサイズミラーレスのサブカメラとしてもお薦めできる製品になっている
三井公一
iPhoneで独自の世界観を持つ写真を撮影している。2010年6月新宿epSITEで個展「iの記憶」を開催。同年10月にはスペインLa Panera Art Centerで開催された「iPhoneografia」に全世界のiPhonegrapherの中から6人のうちの1人として選ばれる。http://sasurau.com/
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