「当たり前から解放」 起業家とプランナーお薦めの本
心が元気になる本&マンガ(7)
塚田美樹さん「大人になってから『花男』を読み『休んでる! 』って実感できました」
25歳にして起業4年目の塚田美樹さん。「最近は朝ウオーキングをした後、カフェで30 分間くらい本を読むのが日課です」
多いのはやはり経営本。ただ、カリスマタイプの起業家である父と自分を比べて、コンプレックスや重圧を感じることも多い日々から解放してくれる本やマンガも。
「純粋に癒やしを一番得られたのは『花より男子』。旅行に向かう飛行機の中で読んだときは、『休んでる!』って実感しました」
「ドラマで知った作品ですがマンガのほうがツボです」
富裕層の多い学園に入学した貧乏少女つくしと、学園を仕切る「F4」が中心のラブストーリー。
「単純に癒やされますが、ドラマ版よりF4の4人それぞれの人生や心情が深く描かれ、見どころが多い点も好きです」
(全37巻)
「読んだ後は、他の『堀江本』の見え方も変わりました」
堀江貴文さんが服役後に、自分の孤独や幼少期のことを含めてつづった本。
「それまでの堀江さんの経営本は淡々としていましたが、彼の弱い部分を知り、『経営者もひとりの人間でいいんだ』と親近感を覚えました」
塚田美樹
b-monster社長。2016 年、「暗闇フィットネス」のジム「b-monster」を立ち上げ。3年足らずで10拠点、年商22億円の事業にまで育てた。1歳下の妹、塚田真琴さんが副社長。両親も起業家という一家。
b-monster社長。2016 年、「暗闇フィットネス」のジム「b-monster」を立ち上げ。3年足らずで10拠点、年商22億円の事業にまで育てた。1歳下の妹、塚田真琴さんが副社長。両親も起業家という一家。