お出かけ前にサッとシワ取り 便利なスチーマー10選

■6位 DOMO「DM0008」 480ポイント
自動で蒸気ストップ

ベルギーの著名家電ブランド「DOMO」とライセンス契約したサクセスアジア(東京・台東)が、日本市場に合わせて企画・製造する。価格の割に使いやすいと評価を集めた。

電源を入れると蒸気が出たままになるが、「噴射がよくシワの伸びがいい」(樋田さん)。底の部分にスイッチがあり、床やテーブルに置くと自動で蒸気が止まる。「スイッチを切るのを忘れやすい人も安心」(島本さん)。耐熱ミトンが付属し、つるした衣服のシワを伸ばすときに役立つ。

(1)約5100円(2)30~45秒程度、120ミリリットル(3)約830グラム(4)050・3188・8768(サクセスアジア)

■7位 アイリスオーヤマ「KIRS-01」 440ポイント
着脱式の給水タンク

アイロン兼用型でボタンを押している間、蒸気が出る。1回の給水で約5分30秒蒸気が出て、複数の衣類のシワを一気に伸ばせる。「連続スチームで臭いを取りやすい」(石井さん)

兼用型は本体に直接給水するタイプが多いが「給水タンクが着脱式で使いやすい」(戸井田さん)。手の負担が少なくなるよう設計しているほか、「耐熱ミトンが付くなどかゆいところに手が届いている」(島本さん)。

一方で「スチーマーとしてはやや重い」(神原さん)との指摘もあった。

(1)約4900円(2)約35秒、約60ミリリットル(3)約790グラム(4)0120.311564(アイリスオーヤマ)

■7位 タグレーベル バイ アマダナ「AT-SA11」 440ポイント
温度調節しやすく

ビックカメラグループのプライベートブランド(PB)製品。ツインバード工業製だが、デザイン家電ブランド「アマダナ」が監修。「デザインがシンプルで温度調節ダイヤルが合わせやすい。ブラシも付いてお買い得」(神原さん)

ハンディータイプで、ボタンを押すと約1秒間、縦に配置した穴から蒸気が出る。「立ち上がりがよく、素早くシワが伸びる」(樋田さん)。一方で「1回のショットが少なく感じる」(石井さん)との声もあった。

(1)約3980円(2)非公表、100ミリリットル(3)640グラム(4)03・5221・1111(ビックカメラ有楽町店)

■9位 東芝「ラクーエスTAS-X5」 420ポイント
コードレスで場所を選ばず

10位までで唯一のコードレスタイプ。バッテリー内蔵ではなく、本体にため込んだ熱で蒸気を噴出させる仕組み。コードなしで最長約1分30秒、コードを付けると同約7分10秒のスチームが可能。蒸気温度は2段階ある。「取り回しが楽で、場所を選ばず使える」(高橋さん)などコードレスならではの利点を挙げる声が多い。「アイロンとしてもしっかり使える」(島本さん)

一方で「蒸気の出方など慣れが必要」(毎田さん)、「一時水滴が出ることも」(多賀さん)などの声も。

(1)約1万6300円(2)約1分20秒(高温時)、約65ミリリットル(3)約710グラム(コードレス時)(4)0120.104876(東芝ホームテクノ)

■10位 シュアー「SSH―851S」 290ポイント
1000回の噴射可能

電熱機器では歴史のある石崎電機製作所(東京・台東)の独自ブランド。電源スイッチを省くなど機能を割り切り、基本性能にこだわった。約400ミリリットルのタンクを備え、約1000回のショットが可能。

「見た目より軽くて置きやすく、スチームの量も十分」(英国古着店オーナーの石田さん)、「タンクが大きく、使う人のことが分かっている」(スタイリストの青柳さん)など、ファッション系の専門家の評価が高い。一方で家電の専門家からは「水滴が出やすい」(多賀さん)などの意見もあった。

(1)約5100円(2)約40秒、約400ミリリットル(3)約700グラム(4)03・5687・7031(石崎電機製作所)

                                       

一人暮らしならアイロン兼用型

衣類スチーマーはアイロンより手軽に衣類のシワと臭いが取れる家電製品として普及してきた。国内ではアイロン兼用型が主流で「一人暮らしやアイロンを持っていない人におすすめ」(神原サリーさん)。

蒸気が連続して出るタイプとボタンを押したときだけ勢いよく出る「ショットタイプ」があり、「衣類1~2枚なら1回の蒸気量が多いショットタイプが便利」(神原さん)。連続・ショットを問わず、たくさんの服にスチームをかけるなら「比較的タンクが大きなスタンド型がおすすめ」(石井和美さん)という。

朝の忙しい時間帯に使うなら立ち上がり時間が早いもの、たくさんの服に使いたいならタンク量の多いものなど、使い方に応じて選びたい。電源スイッチがなく、コンセントを入れたら熱を持ち続ける機種もあるので安全には要注意だ。

スチーマーは服を少し引っ張りながら使うのが効果的。「衣類の端までかけたいときは耐熱性のあるミトンがあると便利」(多賀一晃さん)だ。

■ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。ブランド名、製品名。(1)価格の目安(大手量販店のネット価格、10月下旬、送料・税込み)(2)電源を入れて蒸気が出るまでの時間、給水タンク容量(3)本体重量(電源コード含む)(4)問い合わせ先電話番号。評価衣装協力はオールドハット。モデルは石井亜矢子、写真は三浦秀行撮影。

■調査の方法 家電に詳しい専門家の協力で、家庭で使える衣類スチーマーを20製品リストアップ。製品を集めて評価会を開催。シワになった服を用意して、シワの伸びや消臭の効果、初めて使う人でも使いやすい、などの観点で専門家に1~10位までの順位付けを依頼。編集部で集計した。(堀聡)

■今週の専門家 ▽青柳光則(メンズスタイリスト)▽石井和美(ライター・家電プロレビュアー)▽石田真一(オールドハットオーナー)▽神原サリー(家電+ライフスタイルプロデューサー)▽島本美由紀(ラク家事アドバイザー)▽高橋ゆき(家事大学学長、家事研究家)▽多賀一晃(生活家電.com主宰)▽戸井田園子(家電コーディネーター)▽樋田直子(スタイリスト)▽本間朝子(知的家事プロデューサー)▽毎田祥子(家事アドバイザー)▽矢野きくの(家事アドバイザー)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2019年11月2日付]

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