新設投信は外国株式型が人気 成長期待で資金が流入

日経マネー

写真はイメージ=123RF
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過去6カ月間(2019年3~8月)に新規設定された国内全公募投資信託の当初設定額ランキングを解説する。首位は日興アセットマネジメントの「グローバル・プロスペクティブ・ファンド」で1136億円を集めた。

この投信は「ブロックチェーン」や「ゲノム解析」など急成長が期待できる複数の革新分野に注目する投信。組み入れ比率上位には、電気自動車を展開する米テスラ、3Dプリンター製造を手掛ける米ストラタシスなどが名を連ねる。当初設定で1000億円以上集めるのは15年4月設定の「日本企業価値向上ファンド(限定追加型)」(野村アセットマネジメント)以来、約4年ぶりだ。

首位から4位まで外国株式投信が並んだ。実は足元1年で見ても新投信の当初設定額の約8割を外国株式型が占める。今回の上位に入った外国株投信はみずほ証券や野村証券といった大手証券が単独販売する。成熟した日本ではなく、成長が期待できる世界に目を向けようとする証券会社の動きが目立っており、そうした姿勢の一端がランキングに表れていると言える。

一部の投信はスタートで一定規模の資金を集めているが、全体で見ると、新規設定の動きは低調だ。特に8月設定の新規投信は5本(上場投資信託[ETF]、確定拠出年金専用を除く)にとどまり、設定額合計は12億円弱と記録的な低水準だった。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2019年12月号の記事を再構成]

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日経マネー 2019年 12 月号

著者 : 日経マネー編集部
出版 : 日経BP
価格 : 750円 (税込み)


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