深川麻衣 感謝伝えたい、卒業記念にもらった絵

「結婚願望はあります。でも仕事が楽しいので、『何歳までに』という願望はなくなってきてますね。子どもの頃は20~22歳で結婚したいと思っていたんですけど、今は『結婚したい』と思える人がいて、一緒に過ごす中で『今だ!』と思ったときがベストタイミングだと思っています。うーん、私も『結婚できない女』かもしれないです(笑)」

「桑野さんほどいろんなこだわりはないんですけど、友達が泊まりに来てお風呂を貸したときに、ぬれたバスタオルを床に置かれるのは嫌です。カビが生えそうだなって(笑)。ぬれたタオルは、お風呂の外の掛けるところに掛けてほしい!!」

買い物は、慎重派になりました

16年に乃木坂46を卒業し、17年に舞台、18年に映画、19年に連続ドラマと着実に主演を重ねて、女優として注目の存在になった。自身の「進化」については、どのように感じているのだろう。

「進化できていたらいいなと思うんですけど(笑)。グループを卒業した後に『スキップ』という舞台をやらせていただいたとき、周りはベテランの劇団員の方ばかりで、私は素人に近い状態。自分の力の無さに悩んで、稽古後に電車で一緒になった粟根まことさん(劇団☆新感線)に相談したんです。『どうしたらお芝居がうまくなりますか』と聞くと、粟根さんは『積み重ねが大事だよ』と。『今、言われて意味が分からないことも、経験を積んでいくなかでわかっていくよ』と言ってくださったんです。それが今も、すごく心に残っていて。

確かにやっているときは無我夢中で、その間にどこが進化しているかなんてわからないですけど、お仕事を重ねていくなかで、『こんな役もやってるんですね』と言葉をかけていただくこともあって。そういう言葉を聞くと、自分の引き出しが少しずつでも増えているのかな、と思えてうれしいです。ハッキリした進化ではないかもしれないけど、地に足をつけて前に進んでいけたらと思っています」

モノとの向き合い方にも、そんな深川さんの成長が見える。

「前はわりと衝動的に買ってしまうことがあったんですけど、最近ではしっかり吟味して、本当に必要かどうかを自問自答するようになりました。あと、家にはお気に入りのモノだけを置きたいと思うようになってきましたね。使うかもしれないと思いながらとりあえず取って置いたものとか、いつか着るかもと思って取っておいた服がいっぱいあったので。モノを整理整頓して、シンプルに心地のよい生活をしたいと思うようになっています。

今、欲しいものですか? うーん……あ、冷凍オムライス! 最近、『ポムの樹』(オムライス専門店)の冷凍オムライスが市販されていると聞いたんですけど、見たことがなくて。私、作るのも食べるのもオムライスが大好きなので、見つけて食べてみたいです(笑)」

「最近、油絵に興味が出てきました。塗ると乾くのに時間がかかるので、家ではなかなかできないかもしれないのですが。機会があったら挑戦してみたいですね」
深川麻衣
1991年生まれ、静岡県出身。2011年に「乃木坂46」の1期生オーディションに合格し、数多くのヒット作と共に活動しグループをけん引する存在となる。女優業に専念するべく2016年にグループを卒業。17年に『スキップ』で舞台初主演。18年の初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』でTAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。19年は『日本ボロ宿紀行』で地上波連続ドラマ初主演。その他の出演映画に『愛がなんだ』(19年)、『空母いぶき』(19年)。ドラマに『プリンセスメゾン』(16年)、『まんぷく』(18年)などがある。

『まだ結婚できない男』

ルックスも収入も人並み以上なのに、偏屈な性格ゆえに結婚できない男・桑野信介。53歳になった彼が出会ったのは、仕事人間で未婚の弁護士・吉山まどか、カフェ店長の田中有希江、そして隣の部屋に引っ越してきた駆け出しの女優・戸波早紀。3人の女性の中に、信介の結婚相手はいるのか? 脚本・尾崎将也 演出・三宅喜重、小松隆志、植田尚 チーフプロデューサー・安藤和久、東城祐司 出演・阿部寛、吉田羊、深川麻衣、塚本高史、咲妃みゆ、平祐奈、阿南敦子、奈緒、荒井敦史、小野寺ずる、尾美としのり、稲森いずみ、草笛光子 2019年10月8日より、カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜夜9時から放送中。

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)

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