五郎丸さん装いでトライ ラグビーW杯で光るアメトラコラムニスト いで あつし

ラグビーW杯日本大会の開幕100日前を祝うイベントに出席した五郎丸歩選手。レジメンタルタイがよく似合う。左は元南アフリカ代表のブライアン・ハバナさん(19年6月12日、東京都千代田区)=共同
ラグビーW杯日本大会の開幕100日前を祝うイベントに出席した五郎丸歩選手。レジメンタルタイがよく似合う。左は元南アフリカ代表のブライアン・ハバナさん(19年6月12日、東京都千代田区)=共同
記者会見でのスーツ姿、人気ドラマの主人公のファッションなど、メディアで話題にのぼる人の着こなしは気になるもの。そんな「ニュースな人」のファッションの背景にあるものとは。男性ファッションに詳しいコラムニスト、いであつし氏が解説します。



■コンサバなスーツスタイルが印象的な五郎丸

いやぁ、南アフリカ戦には負けたとはいえ、我らが日本代表、本当によくやってくれました! 高校時代にラグビー部だった元ラガーマンの筆者からしたら、ワールドカップで日本が世界の強豪を相手に8強入りを果たしたなんて信じられません。

ちなみに高校時代の筆者のポジションはスコットランド戦で1トライをあげた「泣かない男」こと稲垣と同じプロップの1番ですが、もう日本ラグビーはフォワードのスクラムが弱いなんて世界に言わせませんよ。稲垣サイコー! ONETEAM!

とかなんとか言って、ラグビーワールドカップ開催中は、あなたの会社にもにわかに自称元ラガーマンという上司や同僚たちが急に増えて、昼休みのランチ時や会社帰りのバルあたりでやたらと熱いラグビーウンチクを語っているんではなかろうか。

TVでもそれは同じで、「こんなにいたんかい、元日本代表」と思ってしまうくらい、かつてスター選手だった元日本代表が解説者としてひっぱりだこである。

しかしながら、こと「お洒落(しゃれ)」という点では、元ラグビー選手は元サッカー選手とは違ってイマイチあか抜けません。

スタイリスト泣かせの一つに、鍛え抜かれたラガーマン体形に合う服がないというのがある。イケメンなスター選手が多いバックスはまだなんとかなりそうだが、フォワードなんて大変だ。いくら代表は引退したといえ首は太いわ、腕まわりは太いわ、スーツなんて着た日にゃあパツンパツンで、タイドアップしたシャツのネックが窮屈そうったらない。

そんな中でも、「お、この元日本代表の着こなしはイケてる!」という一人が、TVドラマ「ノーサイドゲーム」で一躍有名になった廣瀬俊朗だ。実に今どきのスーツスタイルがさまになっている。いまやドレス系のファッション誌にモデルとして登場するほどである。

アメトラスタイルがよく似合う。優勝杯の「ウェブ・エリス・カップ」を挟んで記念写真に納まるワールドラグビーのビル・ボーモント会長(左)と(17年11月2日、都内のホテル)=共同

そしてもう1人、元日本代表のお洒落代表(ややこしいな)といえば、ご存じ、五郎丸歩だ。コンサバな筆者といたしましては、チョイワル風にスーツをセクシーに着こなしている廣瀬俊朗よりも、五郎丸歩のアメトラスタイルのほうが好みである。やはりラガーマンはレジメンタルタイが似合う。

なんでも五郎丸歩は、4年前のワールドカップで一躍国民的スターになった時に「ポロ ラルフローレン」のスペシャルサポーターなるものに就任していて、公の場ではポロ ラルフローレンを着ているのだそうだ。

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