左から「プラス糀(こうじ) 糀甘酒 抹茶ブレンド」「同 豆乳ブレンド」「甘酒<しょうが>」

抹茶、豆乳、しょうが 楽しく選べるフレーバータイプ

スタンダードな甘酒にほかの食材をブレンドし、味にバリエーションも持たせたフレーバータイプも人気。別の味が加わることで飲みやすくなりますし、毎日同じ味は飽きてしまうという人もいろいろな味を楽しめます。これがフレーバータイプの魅力です。

マルコメ「プラス糀(こうじ) 糀甘酒 抹茶ブレンド」125ミリリットル(参考価格160円・税込み)、「同 豆乳ブレンド」125ミリリットル(参考価格150円・税込み)

14年から販売を開始したマルコメの「プラス糀 糀甘酒」シリーズ。コメとコメ麹を使用したすっきりタイプの人気商品ですが、甘酒とよく合うフレーバーをプラスしたブレンド商品が多いのもこのシリーズの特徴です。今回は、19年9月に発売された「抹茶ブレンド」と、人気の「豆乳ブレンド」を試飲してみました。この2商品は特に女性から人気が高いとか。

まずは新商品の抹茶ブレンドから。原料にはコメやコメ麹のほかに、宇治抹茶や牛乳などをブレンド。濃い緑色をしており、香りも抹茶と牛乳の主張が強く、麹の香りはほとんど分かりません。飲んでみると、最初に抹茶のほろ苦い味がダイレクトに伝わり、飲み終わりは牛乳のまろやかな味わいとなっています。後味にわずかな麹の風味が感じられますが、一言で言えばほぼ「抹茶ミルク」。麹の風味が苦手な人や、抹茶好きな人なら特にお薦めです。

マルコメマーケティング部広報宣伝課の其田譲治さんによると、「抹茶は甘酒と同じくヘルシーなイメージがある一方で、その苦みから抹茶ドリンクの多くは加糖されています。そこで、砂糖を使わずに自然な甘みの甘酒とブレンドし、商品化しました」とのこと。抹茶の中でも渋み・苦み・爽やかさのある宇治抹茶を選定し、牛乳と合わせてコクとうま味のある仕上がりになったといいます。

マルコメ「プラス糀 糀甘酒 抹茶ブレンド」
甘み    ★★★★☆
香り    ★★★★☆
飲みやすさ ★★★☆☆

続いては「プラス糀 糀甘酒 豆乳ブレンド」。こちらは抹茶ブレンドと比べると麹の香りがしっかりと感じられます。一口飲んでみると「甘酒の豆乳割り」という印象。甘酒と豆乳がどちらも主張しすぎることなく、バランスよくブレンドされています。加糖されていないのでそれぞれの素材本来の素朴な甘さが感じられ、寒い日に温めて飲めばほっと落ち着きそうな癒やされる味わいです。

「もともと甘酒の割材として豆乳を使用している消費者が多かったことが開発のきっかけ。弊社では最も売れているプレーンタイプに次いでこれが売れています」(其田さん)とのこと。消費者からは「甘酒は苦手だけど豆乳ブレンドならおいしく飲める」と好評の声が届いているそうです。

マルコメ「プラス糀 糀甘酒 豆乳ブレンド」
甘み    ★★★☆☆
香り    ★★★☆☆
飲みやすさ ★★★★★

森永製菓「甘酒<しょうが>」190グラム (税別115円)

62年に甘酒を瓶で発売して以降、長年人気を博している森永製菓の甘酒。86年に缶商品に加わったロングセラーのショウガ味を試飲してみました。酒粕やコメ麹の香りの中に、かすかにショウガの香りがします。

飲んでみると、飲み口はやさしい風味の甘酒で、ピリッとしたショウガの後味がわずかに感じられました。下の方に残った酒粕の粒をかむと、さらにショウガの味がアップ。常温で試飲しましたが、飲み終わってしばらくすると、手のひらなど体が少し温まっているのを感じました。

「ショウガパウダーを配合しているため、キンと冷やせばさっぱりと、温めて飲めば体の芯からポカポカと温まります」と話すのは、同社食品マーケティング部の渡部耕平さん。製菓企業の商品なので、飲む前は「甘すぎるのでは?」と思っていましたが、実際は大人もおいしく飲める味わいでした。

森永製菓「甘酒<しょうが>」
甘み    ★★★★☆
香り    ★★★★☆
飲みやすさ ★★★☆☆
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健康意識の高まりを受けて「甘酒+美容健康成分」がト