茶系スーツに挑戦 ブルー・ラベンダーシャツで個性色を楽しむ秋冬の装い 鴨志田康人さんに学ぶ(上)

2019/10/30
絶妙な色合わせにファンを持つ鴨志田康人さんはダンディースタイルのお手本だ(東京都渋谷区のポール・スチュアート青山店)
絶妙な色合わせにファンを持つ鴨志田康人さんはダンディースタイルのお手本だ(東京都渋谷区のポール・スチュアート青山店)

紅葉が輝き青空が澄み渡る秋から、さえざえとした空気に満たされる無色の冬へ。これからの季節、私たちの周囲の色彩は激変する。そんな秋冬こそ、服装も色で遊んでみたい。そこで、知的で上品な色使いにファンが多いファッションディレクター、鴨志田康人さん(オフィスカモシタ代表)に色選びのコツを教えてもらった。まずは1年ほど前からトレンドカラーに浮上している茶系をオンでどう使いこなすか聞いてみた。気にはなっても、ビジネスシーンに取り入れるのは難しいと考える保守的な人が多いというが……。




鴨志田さんはセレクトショップ、ユナイテッドアローズのディレクターとして30年間、世界中の商品の買い付けに携わり、2007年に自身のブランド「カモシタ ユナイテッドアローズ」を立ち上げた。19年春夏物から、ポール・スチュアートの日本におけるディレクターにも就任した。今回はポール・スチュアートの商品を教材に使って講義していただく。

決して難しくない茶系スーツ、久々のブームに

「茶系スーツにはブルーのシャツが間違いない組み合わせです」。鴨志田さん自身もきょうはブルーのシャツを合わせている

最初のお題は近年トレンドといわれる茶系のスーツをどう着るかだ。実は鴨志田さん、「カモ茶」と呼ばれるコーデがあるほど茶系の色使いが大のお得意。「あまのじゃくなのでビジネスマンによく見られる紺とグレーを避け、ここ10年ぐらいは茶系にこだわってきました。クリエーティブな部分を発揮しやすいし、合わせる色を楽しめるんです」と言う。

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