日本株に見切り、海外株投資で年5%リターン目指す

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はちゃこしさん(32)。兼業投資家、投資をテーマにした同人誌も製作する。

2007年~

ちゃこしさん 税金の負担はばかにならない

当時はまだ学生で、バイクを買う資金を増やそうとFX(外国為替証拠金取引)に手を出した。レバレッジは100倍は危ないと思い10~25倍にとどめていたが、利益はほとんど出なかった。サブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)問題が顕在化し、相場が不安定になってきたのを機に退場した。

10年~

どんな人がもうかっているのか、インターネット上のブログなどで投資スタイルを観察してみた。頻繁に売買している人たちのブログは更新が止まったものばかり。結果、もうかっている人はほとんど株の売買をしないか、インデックス投資家だとの考えに至る。投資は長期保有で、との方針が固まる。

13年~

投資を本格的に再開。楽天銀行が実施している、配当金の振込件数に応じて現金がもらえる制度を狙って単元未満株を買いあさる。その後まとまった資金が用意でき、単元株で買ったのはイオン(8267)。イオンの店舗を利用する自分にとっては配当換算で10%超の還元が魅力だった。配当に目を付けてJ―REITも購入した。少額投資非課税制度(NISA)が始まり、高配当・高株主優待銘柄を中心に購入していった。制度をフル活用するため、NISA枠の投資は基本的に売却しない考えだ。個人型確定拠出年金も始めた。

18年~

日本株に見切りをつけ、米国株と外国株の投資信託にシフト中。個別株ではアマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、ビザなどを保有する。コストの軽い上場投資信託(ETF)では米S&P500種株価指数に連動する「VOO」や米ナスダック100指数に連動する「QQQ」を保有している。年率5%程度のリターンの運用を続け、リタイア後に税引き後の配当で年間500万円程度確保するのが目標だ。

[日経ヴェリタス2019年10月20日付]

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