チェーン店の2%還元も逃さない 割高な価格には注意消費税10%ライフ(3)

一方で、コンビニにもリーズナブルな価格設定の商品や、スーパーと大差ない価格設定の商品がまぎれこんでいます。これならポイント還元を利用できればお得です。

消費者としてはポイント還元策に踊らされるのではなく、ポイント獲得後の価格も考慮した上で値段を「目利き」したいところです。

来年6月までに消費スタイルを整えていこう

実はキャッシュレス決済のポイント還元は軽減税率とは無関係です。つまり「消費税率は8%のまま」の食品などを買ったときに、ポイント還元で2%ないし5%を得れば、お得な買い物になります。マネーハックとしては、ここが実は狙い目かもしれません。

しかし、このポイント還元事業は期間限定で実施されています。現状の予定は2020年6月末までです。

うまくいけば来年春に2%くらいの賃上げがあって、増税分に見合うくらいの賃金増となるかもしれません。まずはそこまではポイント還元を活用しながら家計をやりくりしたいものです。

そして、消費増税による支出増があっても家計を問題なくやりくりできるよう、20年6月までに支出を適正化していくことも心がけたいものです。

マネーハックとは ハックは「術」の意味で、「マネー」と「ライフハック」を合わせた造語。ライフハックはIT(情報技術)スキルを使って仕事を効率よくこなすちょっとしたコツを指し、2004年に米国のテクニカルライターが考案した言葉とされる。マネーハックはライフハックの手法を、マネーの世界に応用して人生を豊かにしようというノウハウや知恵のこと。
山崎俊輔
フィナンシャル・ウィズダム代表。AFP、消費生活アドバイザー。1972年生まれ。中央大学法学部卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。著書に「読んだら必ず『もっと早く教えてくれよ』と叫ぶお金の増やし方」(日経BP)、「スマホ1台で1000万円得する! マネーアプリ超活用術」(PHP研究所)など。http://financialwisdom.jp
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