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理想の自分になるメイク術 輪郭を意識、やり過ぎ注意

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NIKKEI STYLE

日経doors

理想の自分に近付くために重要なポイントとなるのがメイク。今でも学生の頃に覚えたお化粧スタイルを続けていたり、時間がないからと手抜きしたりしていませんか? ビジネスの場にふさわしく、かつ自分らしさを輝かせるメイクについて、ブランディングコンサルタントの余語まりあさんに教えてもらいます。

メイクと髪形でイメージは変えられる

メイクは「女性の身だしなみ」「ビジネスマナーのうち」といわれますが、そもそもどうして必要なのでしょうか。特に時間がない朝には「ちゃんと仕事さえしていれば、スッピンでもいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも、余語さんは「職場でのノーメイクは信頼関係に影響する場合がある」と言います。

「名刺交換や打ち合わせなど、ビジネスの場では『バストアップの印象』が強く残ります。そのときにノーメイクだと顔や唇の色が悪く見えたり、目の下のクマが目立ったりして、相手に心配されることも。人と会うたびに『体調が悪いんですか?』と聞かれてから本題に入るのでは、自分の好感度を下げてしまいます。でも、適切なメイクをしていれば健康的に見え、相手に信頼してもらえます」

まずは顔の形とパーツを分析

「仕事ができると思われたい」「誰からも慕われたい」など、理想とする女性像は人によって違いますが、セルフプロデュースのメイクは「理想と現実を知ること」から始まります。

「女性の顔型は丸型・卵型・ホームベース型・逆三角形型の4パターンに分類できます。顔の輪郭やパーツに曲線が多いほど幼く、柔らかく見え、直線が多いと責任感や正義感が強そうに見えます。まずは自分の顔型と理想とのギャップを把握しましょう。その上で足りないものを補えばよいのです」

現実:丸顔で幼く見える
理想:しっかりした人に思われたい
→「直線的な印象」を取り入れる
例)髪形をストレートボブにする、アイラインをくっきり入れる

現実:大人顔でクールに見える
理想:親しみやすい雰囲気に変えたい
→「曲線的な印象」を取り入れる
例)ゆるいウエーブをかけたヘアスタイルにする、眉毛やアイラインをなだらかに描く

「また、目や口などのパーツの位置も、メイク次第で調整ができます。冒頭のイラスト中央の顔のようなバランスが取れるよう、メイクを工夫してみましょう。例えば、両目が離れているのであれば目頭にアイラインを入れる、口と目が離れているのであれば、リップをオーバーに塗りギャップを埋める、などです」

色をコントロールして理想の顔に!

さて、直線・曲線・パーツを攻略したら、次は色のコントロールです。色でも印象が大きく変わります。具体的なメイクアイテムについて見ていきましょう。

【ファンデーション】

余語さんがお勧めするのは、「2色使い」。1色は顔色に合わせたもの、もう1色はワントーン暗めのものを用意します。「顔の中心部分に明るい方のファンデーションを塗り、顔の外側にワントーン暗めのファンデーションを塗ると、シェーディング効果があります。顔のエラを目立たなくしたい、丸顔だけどシャープな印象になりたい、といった場合には、削りたい部分に濃い色のファンデを塗りましょう。ワントーン暗いファンデは顔よりも日焼けしている手の甲に塗って、なじむ色味を選ぶとよいですよ」

【下地クリーム】

顔にツヤがあればあるほど、元気に魅力的に見えます。「メイクの発色を良くする下地クリームは使った方がベター。下地で肌の色味を補整しておけば、ファンデーションはごく薄く塗る程度でもキレイに見えます」

【ハイライト】

額から鼻にかけてのTゾーンなど顔の高い部分にハイライトを塗ると、立体的に見せられます。「例えば鼻を高く見せたいのであれば鼻柱に、目が離れているのが気になるなら目頭に入れると立体的に見えます。ハイライトとシェーディングを上手に取り入れると、まるで骨格矯正のような効果があります」

【チーク】

チークは顔を血色良く見せてくれる上、顔型を補整する効果も。「逆三角形型の人なら頬から真横に入れると、気が強そうに見える印象が和らぎます。面長であれば頬の中心部分に丸くぼかすと華やかなイメージに」

自分の顔をどう生かすか考えよう

とはいえ、自分の顔型やパーツを客観的に把握するのは意外と難しいもの。そんなときに役立つのが「自撮り」です。写真というフィルターを通すことで客観視でき、「自分の素材の良さ」に気付けます。

「同じ二重まぶたにしてもくっきりした二重なのか奧二重なのか、肌の色素が濃いのか薄いのか、眉毛もしっかり生えているのか薄いのか、人によって千差万別です。自分の素材を生かしつつ、理想に近付くメイクを試してみて。大切なのは固定概念にとらわれず、トライ&エラーを繰り返してみること。時間があるときにいつもと違うメイクをして、研究を重ねましょう」

例えば、「眉毛」を描くなら…



現実:眉毛が薄い
理想:しっかりした人だと思われたい
→眉毛を濃く描きすぎると、昆虫の触角みたいに見えてしまう。濃くするのではなく、眉山を直線的にしてシャープさを取り入れる

現実:眉毛が濃い
理想:優しそうな人だと思われたい
→眉ブラシで毛流れを整え、眉山をなだらかに描いたり、眉尻を下げ気味にしたりして、メイクに曲線を取り入れる

台無しになってしまうNGメイク

ただ、「セルフプロデュースにメイクが大事」とはいっても、もちろんやり過ぎはNG! 特に髪の毛のカラーリング、ネイルやまつエクは自分では見慣れてしまうため、やり過ぎになっていても気付きにくい場合があります。

「『自分のメイクが企業イメージを損なっていないか』を判断基準にすると、NGメイクを防げます。例えば、清潔感や信頼感が求められる職場に、デコラティブなネイルはそぐわないですよね。ファッション以上にメイクの問題点は他人からは指摘しづらいもの。自分でジャッジすることを忘れないで」

もし、「もう何年間も学生の頃のメイクのまま……」という人がいたら、いつの間にかトレンドから取り残されているかもしれません。メイクにはアップデートも必要です!

20代のうちからセルフプロデュースを習慣に

人生100年時代といわれ、女性も長く働き続けることになります。20代、30代、40代……、ずっとキレイでいたいなら、「20代からセルフプロデュースを習慣にすべき」だと余語さんは言います。

「例えば40代になったから、『今日からちゃんとメイクしよう!』と思っても、若い頃から習慣付けていないと実際には難しい。反対に若い頃からトライ&エラーを繰り返していると、『若い頃とは違うぶん、ここを工夫してみよう』と応用力が付き、自分を魅力的に見せ続けることができるんです。それにセルフプロデュースにおける『俯瞰(ふかん)する力』『客観性』はビジネスでも状況判断に役立ちますよ」

メイク1つで、印象は大きく左右されます。せっかく毎日メイクをするなら、効果的な方法を取り入れたいですよね。化粧の仕方次第で「なりたい自分」に近付けたら、毎朝のメイクがもっと楽しくなるかもしれません。

余語まりあ
ワイズエフェクト代表取締役。大学卒業後、サンリオに入社。人事部、仕入部を経て、その後名古屋にて同社出版営業の派遣を経験。2008年に(東海テレビ認定講師として)講師デビューし人の可能性を活かす講演、研修を年間100回以上各地で行う。タイタンの学校レギュラー講師、船井総研パートナー企業、金城大学非常勤講師等、著書は『あなたはもっときれいになれる』(あさ出版)等。

(取材・文 三浦香代子、イメージ写真 鈴木愛子、イラスト itabamoe、構成 浜田寛子)

[日経doors 2019年6月26日付の掲載記事を基に再構成]

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