家電を買い替える時期を判断するのは難しい。特に、まだ使えるものであれば、処分するのは気が引けるだろう。そんなときは家電量販店などが手掛ける買い取りサービスを検討してみてはどうだろう? 利用すれば現金やポイントがもらえる。
ポイント、現金よりも有利に
まだ使えるが不要になった家電製品を処分する場合、粗大ゴミとして廃棄したり、買い替えた家電量販店に下取りに出して引き取ってもらったりする方法が一般的だ。エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機のように、資源の有効活用を目的に決められた方法での処分が義務付けられている家電もある。処分には費用がかかるのが一般的だ。
費用を負担せずに手軽に処分する方法として便利なのが家電の買い取りサービスだ。家電量販店などを中心に、他社の店舗で買った製品も含め、まだ利用できる家電製品を買い取ってもらえる。
例えば、約3年前に10万円前後で発売されたiPhone7の256ギガバイトモデルの場合、ビックカメラグループの買取額の目安は2万円前後。家電量販店の場合、新品を購入するときに不用品も持参すれば、リユース店に改めて売りに行く手間が省ける利点がある。さらに、買い取りで受け取る対価は現金が基本だが、最近は店舗での買い物の支払いに利用できるポイントなどで受け取れるサービスが広がり始めている。査定額よりも上乗せされるため、現金で受け取る場合よりもお得感が高まっている。
上乗せキャンペーンも実施

ビックカメラグループが7月に始めた「ビック買取マネー」は、1買取マネー=1円としてビックカメラ、傘下のコジマ、ソフマップでの買い物の支払いに利用できる。現金との併用も可能だ。同社での買い物時にたまる「ビックポイント」もビック買取マネーの利用で受け取れる。