共働き親の時間管理術 手間取る仕事こそやり方見直す

日経DUAL

2019/10/17

時間マネジメントは「減らすこと」と「増やすこと」をセットで考える

また、時間マネジメントは、「減らすべきこと」だけに目を向けるのでなく、「増やすべきことは何か」をセットで考えるべき、と伊庭さんは言います。

「ムダな作業を減らした分の時間で、相手の期待を超えるためのひと手間を増やす、といった意識でやっていけば、周囲の協力も得られやすくなり、成果を出しやすくなります」と伊庭さんは言います。

ECC取締役の塚田さんも、「子育て中で忙しい人ほど、プラスアルファの気配りを心がけるべき」と言います。

2人の子どもを育ててきた塚田さんが、自分自身も実践し、今も、子育て中の部下たちにアドバイスしているのは、「自分に余裕があるときは周囲の人のサポートをすべき」ということ。「子育て中ではない人でも、もしかして相手は、ちょっと体調が悪かったり、恋人や家族とのことで心配事を抱えていたりして、早く帰りたいと思っているかもしれません。一人ひとりに事情があることを想像したうえで、自分ができるサポートは積極的にすることで、いざ、自分の子どもが急に熱を出したりした時に、気持ちよく手助けしてもらえるはずです」と言います。

塚田訓子さん
ECC取締役 ジュニア事業部長。専業主婦を経て1995年にECCに入社。2人の娘を育てながらセンター責任者やエリアマネージャー、東日本管区長を務める。2016年から現職。
横田伊佐男さん
CRMダイレクト代表取締役。シティグループ、ベネッセグループでマーケティング部門、コンサルティング部門の責任者を歴任。100社を超える大手企業でのコンサルティング経験を体系化し、2008年に独立。セミナー活動も積極的に行い、これまでの受講者は延べ3万人を超える。横浜国立大学客員講師、横浜国立大学成長戦略研究センター研究員。『一流の人はなぜ、A3ノートを使うのか?』(学研パブリッシング)、『ムダゼロ会議術』(日経BP社)など著書多数。
伊庭正康さん
らしさラボ代表取締役。1969年生まれ。91年リクルートグループ入社。“残業レス”の仕事術でリクルートの全国年間営業成績トップを4回、累計40回以上の表彰を受ける。営業部長、関連会社の代表取締役を歴任後、2011年「らしさラボ」を設立。短時間で圧倒的な成果を出すことをテーマとした営業力強化、リーダーシップ、ストレス対策の研修・講演・コーチングを実施。『計算ずくで目標達成する本』(すばる舎)、『仕事の速い人が絶対やらない段取りの仕方』(日本実業出版社)など著書多数。https://www.rasisalab.com/

(取材・文 蓬莱明子、取材 武末明子)

[日経DUAL 2019年5月30日付の掲載記事を基に再構成]

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