【写真はこちら】個性派サインペン 機能もデザインも納富廉邦のステーショナリー進化形

2019/10/24
サインペンに個性的な製品が次々と登場している
サインペンに個性的な製品が次々と登場している

水性インクを使用した柔らかでなめらかな書き心地が魅力のサインペンだが、個性的で、独自の魅力を持った新製品が登場しているという。長年文具を見続けてきた納富廉邦氏が解説する。

【記事はこちら】メーンの筆記具にしたい快適さ 個性派サインペン続々

ゼブラ「クリッカート」/手軽なノック式

ゼブラ「クリッカート」1本100円+税。全36色。線幅0.6ミリ。水性サインペンでは珍しいノック式で、普段使いの筆記具としても使いやすい
シャッターなどで密閉されているスタイルではない、普通のノック式を可能にしたのは、空気中の水分を吸収する「モイストキープインク」によるもの。約1年はペン先が乾かない
全36色から好きな色を選べるので、ノートや手帳に個性を出すことも簡単。一口に青や赤といっても、その中から好みの濃さや色合いが選べるわけだ
このように、ハッキリした文字を軽い筆圧で書けるのが特徴。見やすい文字が書けるので日常のメモなどにも使いやすい

三菱鉛筆「EMOTT」/デザインも色もコーデしやすい

三菱鉛筆「EMOTT(エモット)」1本200円+税。全40色。線幅0.4ミリ。インスタグラム愛好家などの意見を取り入れた、洋服や他の文房具とコーディネートしやすいデザインの白い軸が特徴
角を落としたラウンドスクエアの四角い軸は、転がりにくく、握りやすく、長時間の筆記にも向く。並べた時に可愛くなるのもデザインのうまさだろう
色をテーマごとに5色でグループに分け、全8テーマで40色という構成。テーマを統一することで、同じトーンで書けるため、その5色で書くと、絵にしてもノートなどにしても、色のトーンが統一されてキレイに仕上がるのだ
線幅が0.4ミリとサインペンとしては細いので、手帳などの筆記にも使える。にじまず、スッキリした線なので、サインペンに慣れない人でも使いやすい

トンボ鉛筆「ABT」/絵筆のようなサインペン

トンボ鉛筆「ABT」1本300円+税。全108色。ブラシタイプのペン先+線幅0.8ミリポリエステル芯。水性インクの特徴を生かした、画材としても威力を発揮するサインペン
片側は筆ペンタイプのブラシ型、もう片側はポリエステル芯のサインペンタイプと、2つのペン先を使い分けることが可能。1本で幅広い表現ができる
青だけ、赤だけでも10種類以上から選べる、全108色は、高級色鉛筆並みのラインアップ。細かく色を重ねるような技法も使える
オプションのカラーレスプレンダーを使えば、水彩画のようにインクをにじませたり、グラデーションを作ったりという表現も可能。また、色を重ねたり、塗りの濃さを変えたりと、絵画的表現も楽しめる
本当に鮮やかな発色で、文字を書いても読みやすい。画材としてだけでなく、1本で多彩な表現が行える筆記具としても楽しめる
納富廉邦
佐賀県出身、フリーライター。IT、伝統芸能、文房具、筆記具、革小物などの装身具、かばんや家電、飲食など、娯楽とモノを中心に執筆。「大人のカバンの中身講座」「やかんの本」など著書多数。

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(写真 スタジオキャスパー)

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