インデックス型投信、実は選別肝心 リターンに格差もQUICK資産運用研究所 高瀬浩

なぜこうした格差が生まれるのだろうか。今回の試算で取り上げた日本株とバランス型投信のうちリターン上位と下位をそれぞれみてみよう。日本株の上位3投信はいずれも日経平均連動型で、下位3投信はTOPIX連動型だ。日経平均は225銘柄で構成するのに対し、TOPIXは東証1部の全上場企業を対象にする。TOPIXは組み入れ銘柄が幅広いため玉石混交の面があることなどが影響しているとみられる。インデックス型を選ぶ際はどんな指数に連動しているかをまずチェックする必要があるだろう。

一方、バランス型は指数だけでなく、どんな運用をしているかについても目配りする必要がある。下の表に掲載したバランス型の投信はいずれも株価指数連動と債券指数連動を組み合わせており、リターン上位は内外株式への「基本配分比率」が65~75%程度と相対的に高いのに対し、リターン下位は25%程度にとどまる。リーマン・ショック後に国内外の株式相場が回復する局面で株式への配分を高めていたかどうかがリターンを左右したといえる。

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