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便利で快適「スマートホーム」 まずは見守り機能から

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「スマートホーム」という言葉、最近よく耳にしませんか? スマートホームとは、スマート家電を使って快適に暮らせるように工夫されている家のこと。家電コーディネーターの戸井田園子さんは、「『スマートホームって、スマートスピーカーに指示して照明やテレビをつけることでしょ』と思っている人が多いと思いますが、実はそれだけではないんです」と言います。最適なスマートホームのつくり方とお薦めスマート家電を紹介していきます。

今なぜ「スマートホーム」なの?

最近、テレビや雑誌でよく見かけるようになった「スマートホーム」という言葉。「うちはまだ関係ないわ」と思っていませんか?

「すでに皆さんのお宅でも、知らない間にスマートホーム化は進んでいるんですよ。実は、多くのご家庭の電気メーターが、ここ数年でスマートメーターに変わっているんです」

日本の電力会社のスマートメーターの仕組みは、各家庭の消費電力を30分ごとに計測し、そのデータを回収するというもの。

「これまでの電気メーターをスマートメーターに変えるには、相当のお金がかかります。しかし、そのコストはそのままみなさんに請求されることはありません。それは、コストがかかっても国が取り組まなければならない課題がそこにあるから。その課題とはエネルギー問題です」

地球は、温暖化が進んでいます。また、将来的にはエネルギーの枯渇も懸念されています。この問題を解決するには、国全体でエネルギーコントロールに取り組んでいかなければなりません。そこで、全国的に電気メーターをスマートメーターに変えることになりました。

スマート家電を導入しスマートホームにするのも、考え方は同じです。環境や状況に合わせて自動で家電のオンオフを切り替えるようになるため、無駄な電力消費を防ぎ、省エネになります。さらに、省エネのためだけではなく、使い手である私たちの生活をより便利で快適にしてくれるのが「スマートホーム」なのです。

スマート家電で「省エネ」と「省手間」が実現!

では、スマートホームにすると、具体的にはどういったメリットがあるのでしょうか。

例えば暑い日、外から家に帰ってきたら、まず何をしますか? 昼間の暑い熱気がこもった家を冷やすため、エアコンを急冷モードで作動させますよね。この急冷モードは、エコモードと比べると格段に電気消費量が多く、かなりの電力の無駄遣いになります。

これを、スマートホームに変えるとどうなるでしょうか。

あなたが外出先から家に帰ってきます。スマホにはGPSがついていますから、あなたの位置は、常にスマート家電が把握し、家に近づいたら換気をするために、自動的に窓を開きます。熱気を外に逃がしたら窓を閉め、次にエアコンが作動。あなたが家に着く頃には、ちょうどいい室温に整えられています。時間をかけて気温を調整しているため、急冷モードにする必要はありません。

いかがですか? これだけでも、かなりの省エネになりますよね。しかし、スマートホームのメリットは、省エネだけではありません。

「人の手間が軽減できるというメリットもあります。生活していると、1つひとつはさほど時間や手間がかからない『目に見えない家事』がたくさんあります。それを自動で処理してくれるのが、スマートホームであり、スマート家電なんです」

例えば、朝起きてすぐカーテンを開けてお湯を沸かし、エアコンとテレビをつけて家族を起こし、朝ごはんの準備をします。それを全てスマートホームに任せてしまうとすると、こんな感じになります。

あなたが朝起きて、スマートスピーカーに「おはよう」と言います。すると、自動的にカーテンが開きます。キッチンでは自動的にコーヒーが入り、トースターが自動的にトーストを焼き始めます。それぞれの寝室ではスマートスピーカーがアラーム音を鳴らし、家族を起こしてくれます。

「こんな風に、あなたが何か行動するだけで、家電が自動的に作動し、決められたように動きます。そうすると、あなたの朝の時間が10~15分自由になり、やれることも増えますよね。その時間を利用して、子どもとゆっくり会話しながら朝食を取ったり、ゆとりをもって朝の準備を進めたりすることができるんです」

家庭にとってのメリットはまだあります。自宅のセキュリティーレベルを高め、家族を守ることもできるということです。その例を、次にご紹介します。

まずはスマートロックから始めよう

「子どもの帰りが心配になるご家庭は多いでしょう。そこで、子どもの帰宅が確認でき、なおかつ留守番をサポートできるスマートロックを導入してはいかがでしょうか」

例えば「セサミスマートロック」は、スマホのアプリでカギをかけたり開けたりできるというもの。出かけた後で「あ、カギを閉めてきたかしら?」と心配になっても、スマホで確認できるから安心です。

また、誰がカギを開けたかという履歴がアプリで確認できますので、子どもの帰宅を確認するのにも便利。セサミスマートロックはセキュリティーレベルが高いため、不在の間に誰かがこっそり家の中に入ることはできませんし、万が一できたとしても、アプリ通知ですぐにわかります。

子どもが家に帰った後も、スマート家電が子どもを守ります。パナソニックの「外でもドアホン」は、外出中でもインターホンの対応ができるというもの。映像も見られるので、子どもがいるときに宅配便が来てもママやパパが対応できます。映像で怪しいと思ったら、子どもに「ドアを開けないで」と指示することも可能になります。

スマート家電を使えば、子どもが家にいるときの様子をチェックすることもできます。家の中に設置してペットの様子を見守る「ドッグカメラ」を使えば、子どもの様子も見守ることができます。カメラの前を誰か人間が横切ると、その瞬間を撮影し、スマホに送る機能も備えている製品もあります。子どもが何をしているか気になったら、スマホに送られてきた写真と時間を確認できますし、子どもも「僕(私)じゃなくて犬を見ているんだ」と思うので、さほど気になりません。

子どもと一緒に迎える新生活、留守中のわが家が心配なときは、スマート家電を使って家族の安全を見守ってみてはいかがでしょうか。

(解説 戸井田園子、取材・文 井上真花)

[日経DUAL 2019年5月17日付の掲載記事を基に再構成]

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