便利で快適「スマートホーム」 まずは見守り機能から

日経DUAL

最適なスマートホームのつくり方とは(写真はイメージ=PIXTA)
最適なスマートホームのつくり方とは(写真はイメージ=PIXTA)
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「スマートホーム」という言葉、最近よく耳にしませんか? スマートホームとは、スマート家電を使って快適に暮らせるように工夫されている家のこと。家電コーディネーターの戸井田園子さんは、「『スマートホームって、スマートスピーカーに指示して照明やテレビをつけることでしょ』と思っている人が多いと思いますが、実はそれだけではないんです」と言います。最適なスマートホームのつくり方とお薦めスマート家電を紹介していきます。

今なぜ「スマートホーム」なの?

最近、テレビや雑誌でよく見かけるようになった「スマートホーム」という言葉。「うちはまだ関係ないわ」と思っていませんか?

「すでに皆さんのお宅でも、知らない間にスマートホーム化は進んでいるんですよ。実は、多くのご家庭の電気メーターが、ここ数年でスマートメーターに変わっているんです」

東京電力では、2014年度から2023年度までの10年間で設置する従来計画を見直し、設置期間を3年間前倒して2020年度までの7年間で全サービスエリアへの設置を計画している(東京電力のホームページより)

日本の電力会社のスマートメーターの仕組みは、各家庭の消費電力を30分ごとに計測し、そのデータを回収するというもの。

「これまでの電気メーターをスマートメーターに変えるには、相当のお金がかかります。しかし、そのコストはそのままみなさんに請求されることはありません。それは、コストがかかっても国が取り組まなければならない課題がそこにあるから。その課題とはエネルギー問題です」

地球は、温暖化が進んでいます。また、将来的にはエネルギーの枯渇も懸念されています。この問題を解決するには、国全体でエネルギーコントロールに取り組んでいかなければなりません。そこで、全国的に電気メーターをスマートメーターに変えることになりました。

スマート家電を導入しスマートホームにするのも、考え方は同じです。環境や状況に合わせて自動で家電のオンオフを切り替えるようになるため、無駄な電力消費を防ぎ、省エネになります。さらに、省エネのためだけではなく、使い手である私たちの生活をより便利で快適にしてくれるのが「スマートホーム」なのです。

(写真はイメージ=PIXTA)