ハヤカワ五味の読書術 短期集中、筋トレ式で量こなせ

日経doors

お薦めの1冊は『採用基準』

ハヤカワさんがお薦めしてくれた1冊は『採用基準』(伊賀泰代著/ダイヤモンド社)。著者は米マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社で採用マネジャーを12年間務めた女性です。タイトルだけ見るとマッキンゼーに入社するためのノウハウ本のようにも見えますが……。

「実はキャリアについて考えさせられる1冊なんです。『日本では何でもそつなくこなせる優等生型人材が良しとされるが、世界では特定の分野で突出したレベルにあるスパイク型人材が評価される』『リーダーシップは誰でも学べ、日常的に使えるスキルである』といった重要なポイントが書かれています。本にはタイトルから想像できる内容と、実際の内容が異なるものもあるんです。食わず嫌いをせずに手に取って、意外な出合いも楽しむことができたらいいですよね」

自らを「キュ~トでクレバ~な経営者」でありたいというハヤカワさん。まさにその言葉を体現しているような読書術が印象的でした。

■ハヤカワ五味さんの読書術
●「重要な部分」「つなぎの部分」を区別する意識を持つことで、読書スピードがアップ
●「きちんと読み切ろう」と気負わない。冊数を読んで知識や考え方の引き出しを増やす
●タイトルの印象と実際の内容は、必ずしも一致しない。意外な出合いも楽しむ
ハヤカワ五味
ウツワ 代表取締役。胸が小さい人向けのランジェリーブランド「feast」「feastsecret」など、課題解決型アパレルブランドを展開する株式会社ウツワを2015年(当時18歳)で設立。起業家として活躍しながら、インフルエンサーとしてTwitter、YouTube、noteなどでも発信している。生理用品のセレクトショップ「illuminate」プロジェクトの代表も務める。

(取材・文 三浦香代子、写真 吉澤咲子、構成 加藤藍子=日経doors編集部)

[日経doors 2019年6月24日付の掲載記事を基に再構成]

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