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W杯だ!ラグビーを語ろう

強みの団結力、勝つことでより強く ラグビー金星的中 プロ野球選手・青木宣親さん

2019/10/1

青木さんは楕円球を手にして、左右にスクリューパスを放ることができる。「小さいころ教わりましたから」(2019年9月、東京都新宿区)
アジア初となるラグビーワールドカップ(W杯)の日本開催に合わせ、著名人にラグビーの魅力を聞いてきたインタビュー企画「W杯だ!ラグビーを語ろう」。最終回の15人目は、野球の日本代表「侍ジャパン」や大リーガーとして世界のトップレベルを歩んできたプロ野球選手の青木宣親(あおき・のりちか)さん(37、ヤクルト)だ。

日本の大金星を予期していた。強豪アイルランドとの試合前日となる9月27日のインタビュー。日本の勝利について「大いにあり得ますよ」。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本連覇に貢献し、プロ野球通算打率歴代1位の座にある青木さんが思う「勝つチーム」の条件は、「One Team」を掲げるラグビー日本代表の姿にも重なる。

――日本は世界ランク2位(当時)のアイルランドとの対戦を控えています。勝敗をどうみていますか。

「下馬評は雲泥の差でアイルランドが高いでしょ。だけど前回W杯で日本は強豪の南アフリカに勝ちましたよね。自国開催の今回はホームのアドバンテージもある。勝つこと、大いにあり得ますよ。もし勝つことができたら、絶対にその理由があるはずだし、それは間違いなく日本のラグビーがいい方向に進んでいるという証しになる」

――野球の日本代表として世界一を経験しています。「最後に勝つチーム」の条件はありますか。

「WBCで優勝したときに自分が一番感じたのは団結力。もちろんプロ集団ですから、だれにも助けてもらえない局面が続くんですけど、だからといって一人だけでは試合をどうすることもできない」

「世界でプレーするうちにすごく思ったことなんですけど、日本人の強みって、チームワークじゃないかと。すごく強く団結して世界に対抗する。そこに個人の能力が加わると、さらに強くなると思います」

――団結するために必要なものはありますか。

「やっぱり勝たないと団結できない。結果が伴わないと、みんな自信を持つことができない。なんとか結果を出すことで、チームとして正しい方向に進んでいると思える。WBCのような短期決戦は、なおさらです。勝っていくことで、やってきたことが正しかったことがわかってくる」

――ご自身とラグビーとの接点は。

「兄がラグビーをしていたのを見て面白そうだと思い、野球のシーズンが終わっていた小学6年の最後の3カ月間、自分もプレーしました。家にもラグビーボールは置いてありましたし、庭で投げて遊んでいました。野球のボールとは形が違い、跳ね方も違う。すごく楽しかったですね」

「高校に入ったときも、野球と違ったスポーツをやってみたいと思い、ラグビー部に入ろうかと考えたくらいです。結果的には友人に誘われて野球部を選んだわけですが、体育の授業ではラグビーをやりました」

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