一緒にやってくれないの let'sに隠された命令の意味デイビッド・セイン「間違えやすい英語・聞き手編」(17)let

The client really let Mary down. そのクライアントにメアリーは本当にがっかりさせられた。

*let someone down:人をがっかりさせる、失望させる。期待に背いたり約束を守らなかったりして、誰かを気落ちした状態(down)にさせる、というニュアンスです。

We might need to let Martin go if he doesn't meet his sales goals. マーティンが販売目標を達成できないなら、彼を解雇する必要があるかもしれない。

*let someone go:人を解雇する。文字どおりに「人を行かせる」の意味もありますが、誰かを会社から解き放す、というニュアンスで、「解雇する」の遠回しな言い方としても使われます。

My boss really let me have it for being late again. また遅刻したので、私は上司にこっぴどく叱られた。

*let someone have it:人を叱りとばす。言葉の上だけでなく身体的にも誰かに襲いかかることを表すイディオムですので、「やっつける、殴る」の意味を持つこともあります。

A: Is this expense going to be approved? この費用は認めてもらえるでしょうか?

 B: Let me see. I'll need to ask. ええと。誰かに聞いてみませんと。

*let me see:ええと。この場合は「見させて」というよりも「考えさせて」の意味合いを持っています。まったく同じ意味でlet's seeとも言えます。

The meeting this afternoon is to let you all in on what is happening with the merger. 本日午後のミーティングは、合併で起きていることを皆さん全員にお伝えすることが目的です。

*let someone in on:人に~を打ち明ける。秘密などを語る場合に使います。似た表現にlet on(秘密を漏らす)というものがあり、Mike didn't let on, but he knew about the surprise party.(マイクは素知らぬふりをしていたが、サプライズパーティーのことを知っていた)のように、否定形で「口外しない」の意味で使ったりします。

:D セイン

デイビッド・セインの「ビジネス英語・今日の一場面」は木曜更新です。次回は10月10日の予定です。

デイビッド・セイン David Thayne
米国出身、三十数年前に来日。翻訳、通訳、執筆、英語学校経営など活動は多岐にわたる。企業や学校の人気セミナー講師。英語関連の出版物の企画・編集を手掛けるAtoZ English(http://www.atozenglish.jp)・AtoZ English 英語学校代表。

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