WOMAN SMART

鈴木ともみの気になるハナシ

多部未華子さん結婚 ぶれない自分と絶妙バランス感覚

2019/10/3

NHK金曜午後10時のドラマ『これは経費で落ちません!』が、好評のうちに最終回を迎えました。メーカーの経理部を舞台に、「何事もイーブン」を信条とし、公私混同は見過ごさず、会社のルールを厳格に守る経理女子の姿を描いたお仕事ドラマです。主人公の森若沙名子を多部未華子さんが演じました。多部さんは今週、結婚のニュースでも話題になりました。まさに公私ともに充実しています。

ドラマではおのおのの社員が抱えている様々な事情や会社組織の問題点を浮き彫りにし、視聴者にも身に覚えのあるエピソードが展開されるなか、沙名子のブレずに正しさを貫く姿勢に、視聴者の多くは爽快感を得ていたようです。同時にネット上では多部さんの「ハマり役」との声も数多く上がっていました。

■自分のペースを崩さない主人公との共通点

(イラスト:川崎タカオ)

確かに主人公・沙名子のブレない一貫性のある姿勢と、女優・多部未華子さんのキャラクターのイメージは一致しているような印象があります。

映画『アイネクライネナハトムジーク』で共演した、三浦春馬さんはインタビュー記事で「(映画『君に届け』で初めて共演した)9年前から多部さんは、乱さない、という印象が変わらないんです。自分のペースをしっかり守り、常に凛(りん)としていて。『ぶれない』というか」と、多部さんの姿勢を称賛しています。

また、同作の今泉力哉監督は「芝居をする中で、自分を良く見せたいとか、かわいく映りたいという意識が一切ない」と語っています。

多部さんの女優デビューは2002年。役者としての多部さんは、映画、ドラマ、舞台に途切れることなく出演し、主役やヒロインだけでなく、脇役でも存在感を示し、「あぁ、こういう人いそうだな」という人物を演じ続けてきました。今泉監督が評価する姿勢は10代の頃からブレずに守られてきているのです。

その一貫性を持ったブレない力を発揮し続ける秘訣について、多部さんは、エンタメ業界を目指す専門学校の学生たちに向けて次のように話しています。

学生から現在の仕事をする上で大切にしていることについて質問され、多部さんは「やりたいこと、やりたくないこと、興味があってワクワクすること、興味がないなって思うこと。全部、自分次第なので、自分自身を見失わないことが一番大事な気がします」と回答しました。

三浦さんが多部さんを評していた通り、多部さんは実際に、自分のペースを守り、自分を見失わないことを大切にしているのです。

この良いものを生み出すためならば、自分がどう見えるかは二の次であるとしながらも、同時に自身を抑え過ぎずに自分を見失わないという絶妙なバランス感覚は、どの業界、どの業務においても大切な感覚であると言えるでしょう。

WOMAN SMART 新着記事

WOMAN SMART 注目トピックス
日経doors
婚活でやってはいけないこと 高学歴女子が陥りがち
日経DUAL
手軽なツールSNS 疲れずに仕事人脈をつくるコツ
日経ARIA
東川町に単身移住。不安、不便、不足だらけでも毎日
日経doors
『サードドア』著者バナヤン氏(下) 不安と友達に
ALL CHANNEL