プラチナカード多彩な特典 食事や宿泊、大幅割引にポイント賢者への道(133)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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クレジットカードの中で年会費が高い代わりに特典が多いのがプラチナカードです。以前コンシェルジュサービスについて紹介しましたが、特典は他にも様々です。代表例がレストラン優待です。マスターカードなどの場合、対象店でコース料理を2人分以上、注文すると1人分が無料です。1人1万円のコースを2人で頼めば1万円得します。

空港ラウンジの利用特典も充実しています。ゴールドカードにも同種の特典がありますが一般に国内線と一部国際空港に利用が限られます。プラチナの場合は通常、世界中の多くの空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」といった会員サービスが無料で付帯しており、申し込めば利用可能です。空港ラウンジではパスとカード、航空券を提示すればよく、無料のWi―Fiや軽食などのサービスもあり、待ち時間を優雅に過ごせます。

宿泊特典は高級ホテルや旅館も対象です。宿泊料金が通常の旅行予約サイトよりも大幅な割引となり、高級施設に年1回は泊まるという人にお薦めです。特典はアーリー・チェックインや部屋のアップグレードなど他にもあります。特にレイト・チェックアウトは手のかかる子どもがいてもゆっくりできて便利です。

会員権がないとプレーできないような名門コースを予約できるゴルフ特典もあります。旅行保険の補償も手厚いです。一般カードやゴールドカードに付帯する旅行保険はケガや病気に対する補償額が手薄ですが、プラチナは付帯補償だけで十分な場合もあります。

プラチナカードへの入会は従来招待制でしたが、最近は自分で申し込むものが多くあります。決済に使うだけでは高額の年会費を出す価値は低いですが、特典をしっかり活用できれば年会費が5万円くらいかかっても十分元が取れます。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年9月28日付]