STU48、瀬戸内のシンボルになりたい 船上公演始動

日経エンタテインメント!

石田千穂(左):2002年3月17日生まれ。広島県出身。AKB48の最新シングル『サステナブル』で初選抜入り。今村美月:2000年2月19日生まれ。広島県出身。AKB48『NO WAY MAN』(18年11月発売)の「ベストヒット歌謡祭2018 センター争奪緊急オーディション」でセンターの座に(写真:佐賀章広)

石田 STU48号は屋上デッキもあるし、劇場に窓があって、外にはまた違う景色が広がっているのも素敵。でも、やっぱり今までにない、かっこいい公演がここでしか見られないというのが一番の特徴です。

今村 最初にセットリストを聞いたときはビックリして。でも、今村(ねずみ)さんの「AKB48グループをあまり知らない方でも楽しんでもらえるような公演にしたい」という言葉を聞いて、一生懸命練習しました。楽器やバレエなどで、1人ひとりが思いや個性を伝えられる場面もいいですね。

岡田 最初は不安のほうが大きかったです。別のアーティストさんの楽曲がたくさんあったり、歌わずに踊るだけのシーンも多かったりして、約7年間AKB48にいる私も初めての挑戦が多かったから。でも、みんな個性もやる気も見せてくれた。この経験でグループが1つ成長しました。

石田 他のアーティストさんの海ソングをカバーするパートでは、お母さんがカラオケで歌っていた『亜麻色の髪の乙女』(1968年)、Tik Tokではやっていた『め組のひと』(83年)、あと『島唄』(92年)の3曲は知っていました。

瀧野 私もその3曲しか最初は知らなかったんですけど、自分が歌わせていただいている『瞳を閉じて』は松任谷由実さんの曲なんです。最初に聴いたときからいいなと感じて、このパートで一番好きな曲になりました。

岡田 私は『街の灯り』(73年)を歌わせていただいています。最近この曲が、祖父のカラオケでの十八番だと知って、先日デュエットをして喜んでもらえました。

今村 私は最初の『フライングゲット』『ヘビーローテーション』『風は吹いている』『365日の紙飛行機』と続く、AKB48さんのカバーパートに一番注目してほしいです。どれもイメージが異なる曲なので、歌詞をよく読んで表情を全部変えています。

瀧野 いよいよ船上劇場公演もスタートしたし、今年2枚目のシングルもリリースできるし、この勢いで、瀬戸内のシンボルのようなグループになりたいです。劇場公演でも幅広い世代の方に届く曲を歌っているので、老若男女のみなさんに愛されるようになりたいです。この前、山口での番組で、60代のご夫婦の方から「STU48を初めて見たけど応援するよ」というメッセージをいただいたのが、すごくうれしくて。

今村 『大好きな人』は全員選抜なので、この機会にまずは地元、瀬戸内のみなさんにメンバーみんなの顔と名前を知っていただければ。地元でロケをしていると、以前は「誰?」という声もあったのですが(苦笑)、最近は名前を呼んでもらえることが増えてきているので、やりがいを感じています。

石田 それと、せっかくSTU48号が完成したので、船でいろいろなところに行って公演したくて、パスポートを取りました!

今村 意気込みはすごいけど、海外進出は少し気が早いかも(笑)。

岡田 AKB48はゆきりんさん(柏木由紀)がセットリストを考えた新公演(『僕の夏が始まる』)がスタートしたので(19年6月~)、私もいつか自分のプロデュース公演ができたらいいなという思いがあります。「GO!GO! little SEABIRDS!!」は1人ひとりのカッコよさやダンススキルなどを引き出す公演ですが、私はみんなの個々のかわいさにスポットライトを当てたいです。

3人 楽しみにしています!

岡田 みんなと一緒にいると、すごくピュアな気持ちになれるんですよ。だから、ファンの方にも応援していると心が洗われたり、穏やかな気持ちになってもらえるグループでありたいなと思います。

『大好きな人』

全5タイプが発売。3曲目がタイプごとに異なり、表題曲に加え、合計6曲のカップリング曲も収録。(キング/TypeA~D・DVD付き各1574円、劇場盤・1019円・いずれも税別)

DVDに収録する『大好きな人』のMVでは、STU48号の車両甲板や船上劇場、そして屋上デッキなどでの、メンバーたちの躍動感あふれる姿が映し出される。


(C)You, Be Cool! / KING RECORDS (C)STU/KING RECORDS

(日経エンタテインメント! 伊藤哲郎)

[日経エンタテインメント! 2019年9月号の記事を再構成]

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