アップルのスマートスピーカー 驚く音質、接続も簡単

アップルのスマートスピーカー「HomePod」の使い勝手はどうか
アップルのスマートスピーカー「HomePod」の使い勝手はどうか

ようやく日本でも発売されたアップルのスマートスピーカー「HomePod」。記事「スマートスピーカー 海外で続々、サービスはまだまだ」など、世界のスマートスピーカーを見続けてきたオーディオライターの山本敦氏がHomePodを試用したところ、その高い音質や操作性に驚いたという。一方で注意が必要な部分もあると感じたようだ。

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アップルの「HomePod」は、2018年2月に米・英・豪で発売され、日本でも発売が待たれていたスマートスピーカーだ。アップルのAIアシスタント、Siri(シリ)を搭載したスマートスピーカーは、HomePodが現在のところ唯一のモデルである。

スマートスピーカーといえば、グーグルの「Google Home」シリーズや、アマゾンの「Echo」シリーズが日本でも2017年秋から順次発売されてきた。グーグルとアマゾンの純正モデルが1万円前後で買えるのに対して、アップルのHomePodは値段が3万2800円(税別)と高めに設定されている。

価格設定については様々な理由があると思うが、筆者はHomePodのサウンドを聴いて合点がいった。圧倒的に音が良いのである。

高さは172mm、幅142mm。重量約2.5kgの本体を手に持ってみると、しっかりとした重みが手応えとして感じられる。本体内部には上向きに低音を受け持つウーファーを搭載。音の指向性を自在にコントロールできる全7基の中高域用ビームフォーミングツイーターを周囲360度に向けて配置したことによって、力強さと広がりを併せ持った深みのあるサウンドを再生する。

右のAmazon Echo Plusとサイズを比較してみるとHomePodの貫禄がよくわかる

グーグルとアマゾンのスマートスピーカーも十分に個性的な音で楽しませてくれるのだが、HomePodのサウンドは、ソニーやボーズなどオーディオメーカーが発売している3万円以上のスマートスピーカーと並べて比較すべき高いクオリティーに到達していると感じた。

音楽を聴くときはもちろん、YouTubeなどで動画を楽しむときも迫力あるサウンドを体感できるはずだ。

iPadで視聴するYouTubeなど動画のサウンドもHomePodを使えば高品位に楽しめる

AirPodsのような簡単接続

もう一つ、HomePodの魅力は、本体設定が驚くほどに簡単なことだろう。アップルのワイヤレスイヤホン「AirPods」をiOSデバイスと初めてペアリングするときの設定方法によく似ている。

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