SNSでどうモノを売るか プロがわかりやすく解説青山ブックセンター本店

このUGCを起点に進む購買プロセスを上手に回すことがSNSマーケティングの基本となる。そのためにはどんなコンテンツが効果的か、どのようなフォロワーを獲得すべきか、など気をつけるべき点を、実際飯高氏の会社がツイッター運用を支援した企業の実例にも触れながら初心者の2人に教え諭していく。

SNSマーケティングかいわいを長年うろうろしてきた著者は「今が一番おもしろい時代」と言い切る。「自分たちが本当にいいと思う商品やサービスを、喜んでくれる人の元に届けることができる時代になった」。そのツールがSNSというわけだ。「SNSやそれを使ったマーケティングに対して、こういうポジティブなとらえ方をしているところが、この店で反応がいい理由」とビジネス書を担当する中田麻美さんはみる。

地味な起業説く本、初速好調

それでは、先週のベスト5を見ていこう。

(1)ニュータイプの時代山口周著(ダイヤモンド社)
(2)サードドア 精神的資産のふやし方アレックス バナヤン著(東洋経済新報社)
(3)僕らはSNSでモノを買う飯高悠太著(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
(4)僕たちは、地味な起業で食っていく。田中祐一著(SBクリエイティブ)
(5)岩田さんほぼ日刊イトイ新聞編(ほぼ日)

(青山ブックセンター本店、2019年9月15~21日)

1位は、7月に本欄「問題の解決より発見する力 時代制すニュータイプとは」で紹介した、これからの時代に求められる思考・行動様式を説いた一冊。ネット系や企画・広告系のビジネスパーソンが多い青山の読者に響いて、息の長い売れ筋になっている。2位には、前回、八重洲ブックセンター本店のランキングにも登場した、18歳の青年が著名人へのインタビューに挑戦していくプロセスを語った話題の書が入った。

3位に今回紹介したSNSマーケティング本。4位は会社員の標準的なスキルで稼いでいく「地味な起業」の方法を伝授する本。発売間もない本だが、初速好調でランキング入りした。5位は、8月に本欄「組織で働く人を勇気づける 任天堂元社長岩田氏の言葉」で紹介した本。版元のほぼ日に近い書店ということもあり、こちらも息の長い売れ筋になっている。

(水柿武志)

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