節約で自分の老後に仕送り マネー賢者は楽しく上手に節約をマネーハック(5)

2019/9/30

自動引き落とし、できるだけ給与振込日直後に

節約に成功しているとき、預金通帳の残高が毎月節約した金額だけ増え続けていくのであれば、苦労はありません。「今までずっと給与振込日前日には0円だったものが、月1万円の節約ができるようになったので、10カ月後の給料日を残高10万円で迎えられました」という声はあまり聞きません。

私たちはそれほど理性的ではないのです。家計のやりくりをがんばっていても、ふっと疲れたとき「給与振込日の前日なのにまだ2万5000円もあるじゃないか!(今までだったなら0円だったのに)」と思って、使ってしまうことがあるでしょう。

もし3~4カ月かけてがんばった節約の成果であっても、それを使ってしまうのは本当に一瞬でできます。

できればメインバンクの普通預金の残高は給与振込日に「いつも決まった残高」にしておくことをオススメします。「いつも残高0円で給料振込日を迎える」「いつも残高5万円で給料振込日を迎える」というようなスタイルを、節約に成功しても続けるのです。

そのためには、ためられるようになった金額については、使ってしまわないよう、自動引き落としを活用するとよいでしょう。最初に1回手続きすれば、あとは自動的に実行されます。そして、なるべく引き落としの日は給与振込日のすぐ後に設定します。

制度をフル活用、預金ノルマの確実な達成目指す

会社員の場合、会社内の制度として、(1)社内持ち株会(2)企業型確定拠出年金のマッチング拠出(3)財形貯蓄制度(一般、住宅、年金)――などがあり、これらは「給与振り込み時点で積み立て済み」にできる制度です。いわゆる天引き(あるいは給与引き去り)タイプなので、確実に貯金ノルマを達成できます。

それ以外の制度もあります。例えば、(1)積立定期預金(2)積立投資信託(3)iDeCo(個人型確定拠出年金)(4)つみたてNISA(少額投資非課税制度)などの口座を開設しておけば、指定日に指定金額を自動引き落としにより積み立てていけます。

自動的な積み立ての仕掛けは、最初が肝心です。手続きをした人は半強制的に積み立てがされますので、毎月振り込み手続きをするような面倒もありません。その自動化こそが将来の経済的余裕をつくる入り口なのです。

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