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セガサミー・GMOにもある オフィスバーで何飲む?

2019/9/29

GMOインターネットグループのコミュニケーションスペース。毎週金曜の夜にバータイムが設けられている

企業の福利厚生の一環として、料理や空間づくりにこだわりを持つさまざまな社員食堂をこれまで紹介してきた(「ソニー・スクエニ・東京税関 グルメすぎる社員食堂」 など)。今回フォーカスするのは「オフィスバー」。社員食堂があるだけでなく、夕方以降にビールやハイボールなどアルコール飲料を提供しているオフィスバーを備える企業が少しずつ増えている。オフィスバーがあることでどんなメリットが生まれているのだろうか。酒によって仕事の生産性が下がるなどデメリットはないのか。社員食堂内にオフィスバーも備えている都内2つの企業を紹介しよう。

まずは、東京・渋谷に本社を構えるIT企業GMOインターネット。渋谷駅徒歩6分のところにあるセルリアンタワー内に、同社を含む主要なグループ会社及び関連会社の合計10社のオフィスが入居し、派遣社員なども含め約2000人の従業員が勤務している。その従業員が誰でも利用できるコミュニケーションスペースが「シナジーカフェ GMO Yours(ジーエムオーユアーズ、以下GMO Yours)」だ。

2010年10月に、GMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏が福利厚生に関する全社アンケートを実施。「食堂を作ってほしい」という意見が最も多かったため、社員食堂の開業に踏み切った。そして「世界一のサービスを提供するために、世界一の人財が集まる場」をコンセプトに、従業員の中から有志を募り、食堂プロジェクトメンバーを決定。8人のメンバーが中心となってアイデアを出し合い、その結果、食堂という枠にとらわれないコミュニケーションスペースとして11年6月にGMO Yoursがオープンした。その際、コミュニケーションの活性化のため、バー機能も備えた作りにしたという。

平日8時から20時(金曜は18時まで)はカフェとして営業。コーヒーやカフェラテなどのドリンク、同じタワー内の東急ホテルのレストランで作った焼きたてパンを提供し、ランチタイム(12時から14時)にはビュッフェスタイルでランチメニューが楽しめる。20時以降は自動販売機を利用し、ファミリーマートのおにぎりやサンドイッチを食べることも可能。これらすべての料理、飲み物が無料で提供されている。そして毎週金曜の19時から22時はバータイムとなり、そこで提供されるアルコール飲料や軽食もすべて無料なのだ。

GMO Yoursのバータイムメニューの一例。提供される飲食物はすべて無料

同社では海外とのやり取りも多く、またシフト制のカスタマーサポート業務やフレックス制のシステム開発業務などで勤務時間が遅い時間の従業員もいる。そのため、24時間365日すべて無料で利用できる場所が必要と考えたのだという。「バータイムを設けたのは、プロジェクトメンバーの提案の中に『お酒を飲みながらパートナー(従業員)同士が気軽にコミュニケーションを取れるようにしたい』という意見があったためです。食事だけでも交流はできますが、お酒が入ることでよりカジュアルに交流でき、より親交が深まると考えています」と話すのはGMOインターネット グループ広報・IRチーム 高橋彩英さん。

バータイムに提供されるのは、生ビール、カクテル、焼酎などバリエーション豊富なアルコールメニュー約40種で、すべて無料だ。熊谷氏がワイン好きということもあり、スペース内にワインセラーも設置。ソムリエが選んだとっておきのワインが振る舞われることもあるという。軽食はケータリングを用意。時には専門店の職人を呼んで窯でピザを焼くといったイベントを開いたり、事前に予約をすればオードブルなどを用意することも可能だ。GMO Yoursの中には調理スペースがないため、基本的にフードメニューは外部サービスを利用して提供している。

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