定年後の転職は遅すぎる 仕事激変の未来に今から備えミドル世代専門の転職コンサルタント 黒田真行

2019/9/27

キャリア選択も「早めの行動が功を奏す」

健康管理も、受験勉強も、貯蓄や投資も、あるいは仕事で業績を出すためにも共通する考え方に「先手必勝」があります。自分にとって理想の状態は一朝一夕にできるものではないということは、キャリアの選択も全く同様です。

孫子の兵法で「戦うときは早く戦地に行き、敵を待つほうがよい」と語られている通り、先に行動を起こすほうが後から行動を起こすより勝利する可能性が高まるのは不変の原理原則です。ここでいう行動とは「早く転職をしよう」、という意味ではなく、未来のシナリオに備えて早い段階で準備を開始するということです。この場合の未来シナリオは、自分の仕事人生全体を見通せるくらい、できるだけ長期の視界で描いておきたいところです。

米デューク大学の研究者、キャシー・デビッドソン氏が語った「2011年度に入学した米国小学生の65%は、大学卒業時、今は存在していない職に就くだろう」という有名な言葉があります。これから先の未来は、テクノロジーの進化の恩恵を受けて、業界や職種によっては、たった数年で激変することもありえます。

また、変化が一回で終わらずに、多段階でギアチェンジしていくこともあります。できるだけ先の先を読み、想定外の未来になる確率を減らしていくことをお勧めします。

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