株式・投信

七転び八起き

NISAやイデコ 非課税制度使い分け、バランス運用

2019/9/30

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はポニキさん(32)。プロ野球球団でプレーデータを解析し、選手に情報提供するアナリスト。悲願の日本一へ10月が正念場。

■2015年~

データに感覚を融合させ、投資地域を判断

前年に結婚し、将来について考えるようになり投資を始めた。まずは14年に始まった少額投資非課税制度(NISA)を活用した。大学時代のクラスメートが米国の不動産投資信託(REIT)をすすめてきたが、個別銘柄は正直よくわからないので、試しにREIT型の投資信託を購入してみた。ただ、毎月分配型の投信は長期投資には向かないと後に知り、利益が出るタイミングで売却した。

■16年~

14年にサッカーワールドカップ(W杯)、16年にリオデジャネイロ五輪が開かれることから、ブラジルを中心に南米でインフラ開発が進み、経済成長が加速すると予想。ブラックロックの「ラテンアメリカ株式ファンド」を毎月1万~3万円ほど買い、基準価格が4割ほど上がったタイミングで売却した。この程度の投資金額では分散の意味もないと感じ、この投信1つのみを保有していた。

■17年~

街を歩くと広告が増えてきたほか、自社の業績も急激によくなり、日本の景気が回復してきたと実感。これまで海外にしか投資していなかったが、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)に連動するインデックス投信の積み立て投資を始めた。長期投資が前提の個人型確定拠出年金(iDeCo)では債券を中心としたポートフォリオを組む一方、いざという時に売却できるNISAでは株式型投信に投資するなど、バランスをとるようにしている。

■18年~

スポーツ業界を応援する趣旨の仮想通貨が発行されると知り、試しに5万円ほど購入したところ、ツイッターなどで話題となり数日で価格が数倍に高騰。元本分だけ売り、残りは保有していたが、熱狂はすぐに落ち着いてしまった。この経験から仮想通貨にはあまりのめり込まないようにし、個別に銘柄を調べる必要のないインデックス投信に絞っている。

[日経ヴェリタス2019年9月22日付]

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