
いくらお金が電子化され、また書籍がWEB化しようとも、名刺だけはいまだ紙が健在。すなわち、名刺入れも必須ということです。ならば、こだわらないワケにはいきませんよね?
インパクト勝負な名刺は、メゾンアピールでいいんです
名刺交換は、いわばビジネスのスタート合図。初対面の人と相対する場合、第一印象が重要なのはご存知でしょうが、第一印象がスーツや髪型ならば、名刺入れはそれらの印象を決定づける存在と言えます。まさしく名脇役と言えますが、ゆえにその選択も重要。特にLEON.JP読者のように、それなりの立場や年齢になった人の場合は、ある程度の格を示す必要があります。となれば、やはり相応のブランドの名刺入れが必要です。
狙い目は、いうまでもなくメゾンブランド。上質な素材、丁寧な縫製は、コンパクトな名刺入れでもクラス感を示すのに存分に役立ちます。ここで、さらなる一手を。よほど思い入れがある、またはコードヴァンのように経年変化を楽しむ素材でなければ、定期的に新調することをおすすめします。使い込み過ぎてボロボロになった名刺入れでは、いくらメゾン系でも形無しですから。幸い、名刺入れならプライスも手頃とあって、懐へのダメージも少ないですしね。
◆ルイ・ヴィトン
ジャケットから出した瞬間、ひと盛り上がり必至です
シグネチャーカラーとしては、かつてなくアイコニックなレインボーカラーをまとった「オーガナイザー・ドゥ ポッシュ」。その鮮やかな色合いは、ブラックのタイガ・レザーとのコントラストも相まって、カードケースというコンパクトなアイテムを主役顔に一変させてくれます。
カードケースといっても、ビジネス名刺入れのようなものとは違い、クレジットカードなどの収納がメイン。カード用ポケット3つに加えて内ポケットは5つと十分な収納性です。

◆ディオール
グラフィカルだけど品良い、ファブリック使い
グラフィカルでありながらも、どこかシック。それは、プリントではなくジャカード織りに起因します。1967年に誕生した柄を復活させた「ディオール オブリーク」。レザーとジャカード織りのファブリックを組み合わせることで、コンパクトなカードケースに品良いラグジュアリーな雰囲気をまとわせています。
カード用スリットは2つとシンプルですが、カードや領収書、折りたたんだ札などを入れておける中央のポケットもあり、意外に実用性高し。


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