波乱相場に学ぶ資産分散の大切さ バランス型が健闘QUICK資産運用研究所 北澤千秋

同じように利用できそうなのは、資産取り崩しの時期を迎えたシニア層だ。長い老後を考えれば運用をすべてやめるのは得策ではないが、仮に資産価格が大きく下げたときにも老後の資金計画が狂わないように、資産を増やすより減らさないことを優先した方がいいからだ。

一方で、10年単位の長期で資産形成に取り組むなら、目先のリスクは気にせず積極的な運用を継続するという考え方もある。当たり前ではあるが、投資のリスクとリターンは二律背反。過去の実績では、バランス型の投信も運用期間が長くなるとリスクが高めのファンドほどリターンは高かった(グラフC)。低リスクのバランス型に投資するかどうかは、自身のリスク許容度や想定する運用期間を念頭に置いて判断する必要がある。

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