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割安株投資は「買って気絶」の心構えで(苦瓜達郎) 三井住友DSアセットマネジメントシニア・ファンドマネージャー

2019/9/24

写真はイメージ=123RF

前回9月3日付けの当欄で「異常な割安水準まで売り込まれた銘柄が多い」と指摘しましたが、掲載とほぼ同時に市場の流れが一変しました。PBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)の低い割安株が突然上昇する一方、割高な水準にまで買い上げられていた人気株が下落するという二極化相場が突然出現したのです。私の原稿が市場に影響を与えた……なんてことはないと思いますが、おかげさまで苦戦が続いていた私の運用成績も一息つくことができました。

■突然の注目の理由は?

なぜ市場が突然割安株に注目したか、という点については、多くの論者が様々な推論を行っています。いわく、米国経済が堅調であることが確認された。いわく、米中協議の再開が発表された。いわく、欧州のマイナス金利が拡大した……等々。多くの外部要因との関連が指摘されていますが、なぜこのタイミングで市場の流れが一変したかという点について、すっきり腹に落ちる解説はありませんでした。世界経済をつぶさに観察し続けていたとしても、ちょうど8月末に割安株重視の姿勢に転じることは困難だったでしょう。

今後この流れが継続するかどうかについても、意見はほぼ半々に割れています。

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