結婚前に家計の決め事 必要な生活費や貯蓄を共有FPがお悩み解決

「生活に必要なお金」と「将来必要な貯蓄額」は夫婦で共有しておきたい
「生活に必要なお金」と「将来必要な貯蓄額」は夫婦で共有しておきたい

来年結婚予定ですが、夫婦に収入差があります。夫は正社員、私はパートだったり契約社員だったり。細かく決め過ぎても窮屈だとは思いつつ、ノープランで生活を始めるのも不安です。(30代女性)

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回答者:ファイナンシャル・プランナー 森文子さん

これからご夫婦になられるとのこと。おめでとうございます。お金は全て自分の思い通りに使えた独身時代。これからは夫婦で協力してお金を管理していくことになります。価値観をすり合わせながら、上手に家計をコントロールできればいいですね。

全てをきっちり決めておかなくても構いません。必ず計画通りにいくとは限らないからです。これまで別々の人生を生きてきた2人の「お金に対する価値観」を共に知り合うことが大切です。

夫婦共通の認識としておきたいのは「年間を通して必ず黒字家計でいる」ということ。これからどんなことにお金を使うことになるのか把握するためにも、結婚前に互いの理想の生活像について話し合っておきます。大切にしているものは何か、子供は、家は買うのか、いつまでどのようなスタイルで収入を得るつもりか、といったところです。

働き方が変わり収入が減った際、どう赤字にせず乗り切るのかも併せて考えておきましょう。例えば、出産時は必ず仕事を休まなくてはなりませんし、育児中も夫婦が従来通り働ける保証はありません。生活を縮小するのか、事前に貯金しておくのか、結婚当初から一方の収入だけで生活できるようにしておくのか、といった具合です。