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グルメ、お茶、街を堪能 お手軽な2泊3日の台湾旅

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NIKKEI STYLE

台北は東京(成田・羽田)、名古屋(中部)や大阪(関空)など日本の数多くの空港から直行便がある。所要時間は東京からは約4時間、名古屋や大阪だと約3時間。治安がよく、物価も安くて、気軽に行ける海外旅行先だ。今回はユニークなホテルに泊り、街角グルメやお茶を楽しみ、レトロな街並みの九份(きゅうふん)にも立ち寄る、台北近郊を満喫する旅をご紹介する。

◇    ◇    ◇

台北には、羽田なら市内中心部までMRT(地下鉄)で10分ほどの松山空港、成田だと35~45分の桃園国際空港に到着する。日本を出発する時間、航空券の料金、格安航空会社(LCC)かフルサービスのエアラインか、で検討することになる。今回は午後遅めの出発、フルサービスのキャセイパシフィック航空を使い、成田から桃園国際空港へ。エコノミークラスでは機内持ち込み手荷物7キログラムと受託手荷物30キログラムまでは無料で、機内食・ドリンクのサービスがあり、エンターテインメントが楽しめる。

夕刻に到着して、MRTやバスなどで使えるICカード「悠遊カード」を空港でまず購入する。最初のホテルは台北駅からすぐの「ホテル パレ・デ・シン」。台北駅の地下街から上がってすぐの場所にあり、フードコートもある「Qスクエア」というショッピングモールが隣接し、便利だ。インテリアは西洋と東洋の結びつきをテーマにし、中国から見たヨーロッパという雰囲気が感じられる。

翌日は台北駅から午後1時出発のバスで九份観光に向かう。夜の九份は混雑するので時間が読みにくく、バス停や電車の便を探すのも煩雑になる。日本語ガイド付きの効率よく回れるバスツアーが、オンライン半額セールで2人分5000円だったので事前予約した。出発までは台北駅からMRT板南線で行ける龍山寺へ。ICカードだと運賃は16台湾ドル(1台湾ドル=3.5円)だ。朝から線香を手にして多くの人が熱心にお祈りしており、本尊の観音菩薩(ぼさつ)のほかにも道教の航海の神「媽祖(まそ)」や学問の神「文昌帝君」など、いろいろな神仏がそろう。お守りもお願い別にいろいろな種類がそろっていて、お土産にもいい。

午後に九份ツアーへ出発した。途中、臭豆腐の香りが漂うことで知られる深坑老街と、ランタン上げで有名な十份(じゅうふん)に立ち寄って、夕刻に九份に到着する。十份は1時間ほどの停車だったが、願いごとを書いて飛ばすランタン上げが結構楽しい。場所は電車が通る線路の上! 両側にお土産物やランタン屋が並び、線路も人でいっぱいだが、電車が通る時には両脇に避ける。なんとものんびりした田舎の風景だった。

山間部の九份は雨の多い街なので、傘かカッパは必携となる。狭い坂道を登っていくと雨が激しく、高台途中にある人気の茶屋「阿妹茶樓」に入った。有名なアニメ映画のモチーフともいわれており、日本人客は多く、日本語で台湾茶のいれ方を説明してくれた。雨に煙る街と向こうに海辺の村を見下ろし、ゆっくり何煎もお茶を楽しめた。肉まんじゅうや芋圓(タロイモ団子)、タピオカなど手軽に楽しめる路面店が並び、買い食いもできる。ツアーには有名な夜市、「士林夜市」もルートに含まれていたが、あいにくの雨で見送った。

2日目の宿はMRT「忠孝復興」駅徒歩3分の「HOME HOTEL DAAN」。台湾原住民のデザインモチーフをモダンにアレンジしたインテリアがしゃれている。「ミシュラン台北」の2019年版に掲載されたブティックホテルで、宿泊料金は4600台湾ドルから。冷蔵庫には無料のソフトドリンク、Wi-Fi無料と使い勝手もよい。

翌朝は迪化街にある老舗の台湾茶卸問屋の「林華泰茶行」に向かう。茶葉は150グラムから購入でき、茶器なども扱っている。お茶の種類、ランクによって異なる料金が一覧表で示されている。茶葉も見ることができ、高級品になるほど香りはよくなる。ここでは手ごろなプーアール茶と、香りのよさにほれ込んだ凍頂高山烏龍茶を選んだ。

台北の中山駅に戻る途中では、美術館「台北当代芸術館」に立ち寄った。日本統治下だった小学校の建物を使い、今も半分は中学校となっている。レトロな建物と展示しているモダンアートの対比が面白い。入場料は50台湾ドルだ。お昼は東門駅から永康街に。行列のできていた葱抓餅(25台湾ドル)やマンゴーがいっぱいのったふわふわミルキーなかき氷(170台湾ドル)などを楽しんだ。お手ごろ値段の台湾グルメの軽食でおなかがいっぱいになってしまう。食費、交通費が安いのを実感した台北旅、2泊3日でも盛りだくさんに楽しめる。

小野アムスデン道子
世界有数のトラベルガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集を経て、フリーランスに。東京と米国・ポートランドのデュアルライフを送りながら、旅の楽しみ方を中心に食・文化・アートなどについて執筆、編集、プロデュース多数。日本旅行作家協会会員。

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