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ビリギャルもう1回勉強するよ

ビリギャルも投資できる? レオス藤野氏に教わった ビリギャルが専門家にツッコミ 投資編

2019/9/23

ギャルの女子高生が慶応大に合格するまでを描いた「ビリギャル」のモデルとなった小林さやかさんが、様々な分野の専門家に率直な疑問をぶつけます。経済や科学、社会など様々な分野の「いまさら聞けない」を、4月から大学院生になったビリギャルが、あなたに代わって勉強してきます。

学習院大学の伊藤元重教授に「いつインフレが来るかわからないから、資産運用したり、円以外にも通貨を分散したりして、備えた方がいい」と勧められた。けれど、運用や投資なんてみんなしているの? 何から始めたらいい? わからないことだらけだ。というわけで、今回は投資の専門家、レオス・キャピタルワークスの藤野英人社長に聞いてきた。

(前回)老後2000万円とビリギャルの関係 伊藤元重に聞く

■ギャルだったころから少し教わった資産運用

――ギャルだったころから塾の先生、坪田信貴先生に「将来どうなるかわからないから、日本円だけで貯金していたらダメだよ」と言われていたから、最近は少し通貨を分散し始めました。そこへ、老後2000万円問題が起きましたよね? しかも、日本は借金まみれだとか言われ続けている。大丈夫なのか? というテーマで、まずは伊藤先生に会ってきたんです。伊藤先生も「資産運用や貨幣の分散は考えた方がいいよ」って。

「確かに、老後2000万円問題が示したとおり、年金だけで老後を暮らすのはかなりむずかしいでしょうね。だから投資は一つの選択肢になると思います。でも、最初に言っておきますけど、投資はする必要がない人はしなくていいです。毎月大金を稼いでいるような人はそれだけで一生暮らせるでしょ。お金をためるには、若いウチにがんがん稼ぐ。または年を取ってからも長く働く。まずはそのどちらかです。もちろん、無駄遣いはしないようにちゃんと自分のお金は管理する。そのうえで、最後の選択肢が投資です」

「投資はお金持ちのものだけではないんですね」

――投資ってお金持ちのすることだと思っていたけど、逆なんだ!

「そう。お金がない人とか貯蓄が少ない人こそお金の運用を考えないと、お金はなかなかたまりません」

――言われてみればそうですよね。でも、どこから手をつけたらいいのか……。

「例えば、ワクワクする会社、好きな会社があったら、その会社に投資してみる、というのがありますよね」

――投資もそれでいいの!? 私はワクワクとか好きとか、ものすごく得意だし今も昔もずっと大切にしてきた軸です。私の母はいつも「ワクワクすることを自分で見つけられる力をもってほしい」って私とか妹の背中を押してくれていたから。

「それ正解! 投資でも同じです。就活中の学生にこれからどういう会社を選んだらいいかと聞かれたら、僕はなるべく損得ではなく、好き嫌いで会社を選びましょうと話します。なぜなら長い人生で、楽しいかどうかがものすごく大切で、仕事も同じだと思っているからです」

「でも実際は、仕事はつらいけどお金を稼ぐために仕方ないものって思っている大人が多いでしょう? これが、僕は日本人の中にある投資を敬遠する空気に通じると思っています。仕事が好きじゃない。会社は悪だって思っているんですね。会社がワクワクする存在だと思えていないから、会社に投資することがワクワクすることだと思えないんですよ」

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