映画・連続ドラマ出演数 20代男優は笠松将が1位

日経エンタテインメント!

タレントパワー20代男優 菅田将暉1位、吉沢亮躍進」では、今、活躍する20代男性俳優たちが、一体どのような作品への出演をきっかけにブレイクしたのかを探った。では彼らに続く、次に注目すべき俳優は誰か。

調査期間は2018年8月1日から19年7月31日まで。8月3日の時点で、20歳~29歳の俳優を対象に、地上波で放送された4回以上の連続ドラマと、公開映画の出演数をカウントした。地方のみでの放送及び、BSドラマ、配信のみのドラマ、アニメの吹き替えは対象外とした

朝ドラや「男性キャスト中心のコメディ作品」などへの出演が飛躍の決め手の1つとなっているが、近年は思わぬ“場”で飛躍を遂げるケースも目立ってきている。上の世代で言うと、高橋一生と田中圭は10代、20代の頃から主役・脇役を問わず、数多くの作品に出演。そして高橋は連ドラ『民王』(2015年)での毒舌ドS秘書役、田中圭は『おっさんずラブ』(18年)と、どちらも深夜ドラマをきっかけに30代に入ってから花を咲かせた。そう考えると、役柄の大小にこだわらず、数多くの作品に出演する人にチャンスが巡ってくる可能性が高いのではないか。そんな仮説を立てて、連ドラと映画を対象に18年8月からの1年間の出演数をカウントし、ランキング化した。ドラマは東京キー局で放送された4話以上からなる作品を対象としている。それでは、結果を見ていこう。

演技の幅が広い俳優が上位

笠松将(写真:Timgallo)

1位は笠松将という結果になった。作品数は18本に上る。ドラマのゲスト出演が多く、半グレメンバーを演じた『メゾン・ド・ポリス』など10作品に出演。最近はレギュラー出演も増え、『黄昏流星群』(18年)では栞(黒木瞳)の同僚、『平成物語 なんでもないけれど、かけがえのない瞬間』では主人公(山崎紘菜)の相手役を演じた。映画『デイアンドナイト』では犯罪集団のメンバーを熱演してインパクトを残すなど、悪役から温かいキャラクターまで演じ分ける。

前原滉

2位は、17作品で前原滉。放送中の『あなたの番です』(日本テレビ系)でのとらえどころのない管理人役、と言えば分かる人も多いだろう。前原もゲスト出演が8作品と多いが、朝ドラ『まんぷく』(18年)での“塩軍団”の一員、大河ドラマ『いだてん』での徒歩部の仲間と、NHK作品にレギュラー出演しているのが強み。メガネ姿での出演が多いため、キャラとしての需要もあることもうかがえる。

戸塚純貴

3位には、15作品で戸塚純貴が続いた。『今日から俺は!!』(18年)などゲスト出演もあるが、連ドラレギュラーも映画も6本と、バランス良く活動している。映画『走れ!T校バスケット部』(18年)のような、男子が集まる作品に引っ張りだこ。ムードメーカーなどコミカルな役柄がはまる存在だ。

調査期間は2018年8月1日から19年7月31日まで。8月3日の時点で、20歳~29歳の俳優を対象に、地上波で放送された4回以上の連続ドラマと、公開映画の出演数をカウントした。地方のみでの放送及び、BSドラマ、配信のみのドラマ、アニメの吹き替えは対象外とした
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