例えば、東京駅の丸の内側でも、荒川の旧岩淵水門あたり(赤羽駅の北方)が破堤した場合、何時間後にどの程度の深さで浸水するかがわかるようになっています。

しかも、刻一刻と浸水エリアが広がっていく様子がアニメーションで示されます。また、浸水シミュレーションのグラフも見ることができます。ちなみにシミュレーションでは、東京駅の丸の内側は36時間後に最大1.5メートルの浸水となっていました。

破堤点に近い場所だと逃げるまでの時間が短くなります。例えば、筆者が住む千葉県の松戸駅界隈(かいわい)の場合、江戸川の左岸が破堤すると、浸水開始は破堤から4時間42分後、最大浸水の発生は16時間4分後で4メートル弱の浸水と予想されています。グラフにもあるように、浸水が始まったらあっという間に水かさが増していくので、逃げる準備もままならない恐れがありそうです。

こうしたシミュレーションやグラフを見ると、日ごろの準備を怠ってはならないという気持ちになります。

川の水位や洪水の危険度がリアルタイムに

台風などによる大雨が予想される場合には「川の防災情報」(http://www.river.go.jp/portal/)がとても役に立ちます。このサイトは日本全国の河川に関する防災情報を網羅しており、掲載したのは台風15号が千葉県に上陸した9日午前4時30分ころの画像です。

降雨状況、気象警報・注意報、川の水位情報、浸水の危険性が高まっている河川、洪水予報の発表地域などがリアルタイムに映し出されます。

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