MONO TRENDY

ヒットを狙え

首をふったりおやつをあげたり ペットの遊び相手ロボ

日経トレンディ

2019/10/4

ラジコンのように本体が動き、ペットの遊び相手になる

注目の新製品や新サービスをピックアップ、市場性や開発者の声などから、日経トレンディ記者が大胆に「ヒット予報」をする。今回取り上げたのは、バレム・ジャパンのペット用ロボット「VARRAM PET FITNESS」だ。

◇  ◇  ◇

バレム・ジャパン「VARRAM PET FITNESS」 
●実勢価格/1万6800円(税別) 
●サイズ・重さ/幅16.5×高さ10.3×奥行き12.6cm・500g 
●持続時間/連続自立走行4時間以上、待機モード4日 
●材質/プラスチック、シリコーン 
●発売日/8月5日 

飼い主の留守中にペットの遊び相手になる。愛犬家から支持を集め、クラウドファンディングサイト「マクアケ」での調達額が目標の約28倍に達した、新機軸のロボット家電「VARRAM PET FITNESS」(バレム・ジャパン)の一般発売が始まった。

価格は税込み約1万8000円。別売りでネコジャラシを模した後付けスティックも用意しており、犬だけでなく猫を飼う人も使える

ブルートゥースで本体とスマホを接続し、専用アプリで操作する仕組み。作動時間などをアプリでセットしておくと、本体が自動で起動。回転したり、左右に首を振ったりして、ペットの遊び相手になる。

セットしたボーロなどが本体から飛び出し、おやつを与えられる機能は、時間や量の調節まで可能。ロボット掃除機のように障害物を避けたり、ペットの活動量を計測し、どれだけ遊んだかを確認できる機能も備える。手動操作にすると、ラジコンのように本体を動かせる他、タップ一つで180度回転など16以上の動きをする。

操作は手動と自動の2種類。手動時はラジコンのように操作
自動時は作動時間などをセットすると動く

5歳の小型犬で試してみたところ、最初は怖がり、おやつが出ても近付かなかった。ペットの性格次第だろうが、まずは好物で釣るなどして、時間をかけて慣れさせる必要がありそうだ。

本体の突起や充電プラグはカバーで隠され、ペットがけがをしないよう工夫する。猫にも対応し、ネコジャラシを模した後付けスティックを別売りする。今後は犬種や猫種ごとにデータを蓄積し、健康管理に役立てられるサービスの導入も検討しているという。

ボーロなどをセットすると、本体が放出しておやつを与える機能もある。最初に慣れさせるときにも便利
ヒット予報
ペット用の見守りカメラはよくあるが、遊び相手になるロボットは新機軸。一人暮らしでペットを飼う人を中心にニーズがありそう。健康サポート機能の追加も検討しており、人気がじわじわ広がる可能性はある。

[日経トレンディ2019年10月号の記事を再構成]

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