複雑になる消費税率 迷うよりポイント還元活用がお得ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢

写真はイメージ=123RF
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10月1日に予定されている消費税率の引き上げ(8%→10%)で、今回初めて「軽減税率」が導入されます。生活に必要不可欠なものなど、一部の品物に対して税率8%を据え置く内容ですが、8%と10%の切り分けはどこにあるのでしょうか。

軽減税率の対象は食品と新聞 それぞれに例外も

今回の軽減税率の導入で適用対象となるのは「食品」と「新聞」です。それぞれに対して例外や、食品に見えるけれども食品以外に分類されるものなどが存在するため、話が少し難しくなります。

まず、比較的話がシンプルな新聞について。

新聞は週2回以上刊行され、定期購読されている新聞が軽減税率の適用対象で、この条件を満たす新聞の税率は8%に据え置かれます。コンビニエンスストアやキヨスクで都度購入する新聞や紙ではなく電子版で契約している新聞については税率が10%になります。

食品に見えるけど分類上は食品ではないもの

軽減税率の対象となる食品については、酒・外食は例外となっていて適用税率は10%になります。ワインやビールなどのアルコール、レストランでの食事は10%になるということですね。

酒が例外となることで、例えばアルコール度数が1%以上になる「本みりん」は酒類に分類されて税率は10%。アルコール度数が低い「みりん風調味料」は8%になります。料理に使うためといっても、飲用もできる日本酒やワインなどを購入する場合はあくまで酒となり10%ですが、塩が添加されるなどして飲用できなくなっている「料理酒」や「クッキングワイン」などは8%が適用されます。

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