恒松祐里 愛猫を羊毛フェルトで描いたiPhoneケース

「手作りの良さは、やっぱり温かさがあるところ。私の母は編み物が得意で、お洋服や帽子を作ってくれるんです。それを身に着けていると、母の温もりを感じられてテンションが上がります」

世界で1つだけの「グッズ」を受注生産

繊細な側面を感じさせるのが、羊毛フェルトでのアーティスティックなモノ作り。恒松さんはこの趣味を生かし、2017年に「YURI TUNES」というブランドを立ち上げている。

「『こんなにクオリティーが高いものができるんなら、ファンの方に何かできるんじゃないか』とマネジャーさんに言われたことをきっかけに始めました。抽選で当たった方から依頼を受けて、作って、送る。そうやってスマートフォンケースを作ったり、ポーチを作ったり。1周年記念の時は革ジャンに絵を描いて、世界で1つだけの革ジャンをプレゼントしたこともありました。

私は昔から、母のためとか、おばあちゃんのためとか、誰かのために作った方がうまくできるんですよ。それがファンの方となると、姿勢がピッとなって、さらに力が入る。だからスマホケースで言えば、1個作るのにだいたい1週間はかけています。ギュッと固めれば半日くらいにはなると思うんですが、2時間作って、1日頭を休めて考えて、次の日また1時間作ってとか、じっくり向きあっているので。そうして作ったものを送ると、『友達にカワイイって褒められました』とか言葉もいただける。ファンの方に恩返しができるというか、つながることができて、すごくうれしいです」

子役としてデビューして14年。成人した恒松さんが最近買って良かったものは、クルマだという。

「ずっとペーパードライバーだったんですけど、最近、友達のクルマを安く譲り受けたんですよ。小さいクルマです。クルマがあると、行動範囲が広がっていいなと思いましたね。

今まで行った一番遠いところは、駒沢公園。都内ですけど。これから運転を練習して、箱根あたりに温泉旅行に行きたいですね。基本は母の運転で、簡単なところだけ私が運転しようかな、と思ってます(笑)」

今、欲しいものは?「新しいメガネ。私、普段はメガネっ子で、好きなメガネ屋さんでメガネを買うのが好きなんです。お気に入りは、茶色のフレームのものと、個性的な青いフレームのもの。どっちも黒い服を着ると合わないので、黒のメガネを探しています」
恒松祐里
1998年生まれ、東京都出身。2005年に子役デビュー。15年の映画『くちびるに歌を』や16年のNHK大河ドラマ『真田丸』などで注目され、数々の映画やドラマに出演。主な出演映画に『散歩する侵略者』(17年)、『3D彼女 リアルガール』(18年)、『虹色デイズ』(18年)、『凪待ち』(19年)など。ドラマに『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(18年)、『覚悟はいいかそこの女子。』(18年)、『都立水商!~令和~』(19年)などがある。11月15日には映画『殺さない彼と死なない彼女』も公開。

『アイネクライネナハトムジーク』

(c)2019「アイネクライネナハトムジーク」製作委員会

仙台駅前で街頭アンケートを集めていた会社員の佐藤は、アンケートに応えてくれた女子大生・紗季と劇的な再会を果たし、付き合うようになる。その出会いが、妻と娘に出て行かれて途方にくれる佐藤の上司や、美人妻とかわいい娘を持つ佐藤の親友、声しか知らない男に恋する美容師らを巻き込み、10年後、奇跡のような瞬間を呼び起こす。監督:今泉力哉 原作:伊坂幸太郎(『アイネクライネナハトムジーク』幻冬舎文庫) 脚本:鈴木謙一 出演:三浦春馬、多部未華子、矢本悠馬、森絵梨佳、恒松祐里、萩原利久、貫地谷しほり、原田泰造 2019年9月20日(金)全国ロードショー

(ライター 泊貴洋、写真 吉村永)

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